2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第1週第4話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第1週のテーマは「バイカオウレン」です。
らんまん第4話のネタバレとあらすじ
秋になり、峰屋で酒造りが始まります。
万太郎はお灸をすえられていました。
丈夫になってほしいとタキがお灸師を呼んだのです。
竹雄と万太郎
お灸が済んだ万太郎は、また家を抜け出し、金峰神社の境内にやってきました。
そこへ竹雄が追いかけてきます。お目付け役の竹雄は、毎度心配するから勝手に出ていかないでくれと万太郎に頼むのですが…。
村の子供たちがやって来て、万太郎に遊ぼうと誘います。
しかし竹雄は、鬼ごっこをしようとする万太郎を無理に子供たちから遠ざけました。
万太郎が駆けまわって、熱でも出しては大変だと心配しているからです。
万太郎はそんな竹雄に腹を立てるばかり。
おなごは蔵に入るな!
竹雄とともに峰屋に戻った万太郎。酒蔵の前で綾に出くわします。
万太郎の様子が変だと感じた綾は、また熱でも出したかと案じますが、万太郎は、まだ腹を立てたまま。
「鬼ごっこができんかったき、わしに怒っちゅうがですよ」
そう説明する竹雄に、さらに万太郎は怒り、竹雄の腕にかみついた挙句、蔵の中へと逃げ込んでいきます。
綾は「こら、万太郎!」と万太郎を追いかけようとしますが、足がすくみます。
女性は蔵に入ることが許されていないのです。
しかし、綾は何かに吸い寄せられるかのように、蔵の中に足を踏み入れてしまいました。
「おなごが蔵に入るな!」
杜氏の寅松が怒鳴り、綾を外に放り出します。
ひどく綾をしかりつけ、騒ぎに気付いた万太郎が泣きながら蔵から出てくるのでした。
「わしが入った…!おねえちゃん悪うない…!」
その日、タキから叱責を受けた綾は、夕食抜きを命じられ、自室にひとりこもります。
綾に申し訳なくて、綾の部屋の前で泣きじゃくる万太郎。
綾は、「あの蔵へ、いっぺんでえいき入ってみたかったがやき」とやさしく万太郎をなだめます
万太郎は母に話を聞いてもらおうと、ヒサの部屋まで行きます。
しかしヒサは具合が悪く、中へ入らせてもらえません。
それでも万太郎が、無理に入ろうとしたとき、ヒサの枕元に一枚の絵が置いてあるのが見えます。
それは、以前万太郎が描いた白い花の絵でした。
ヒサの容態
年が明けると、ヒサはあまり目を覚まさなくなります。
お母ちゃんはどうなるが?
と心配そうに尋ねる万太郎に綾が答えるのでした。
「冷とうなるがよ…、冷とうて、硬うて、もう目を開けてくれんようになる…」
「嘘じゃ!お姉ちゃんのばか!」
「しょうがないろう!どうしようもないこともあるがやき!聞き分けないこと言わんとって!」
綾は駆け出し、廊下に座り込んで「お母ちゃん、お母ちゃん…!」と泣きながら何度も繰り返します。
一方の万太郎は、裏の神社へ走り出しました。
「天狗!来て!誰か、花をちょうだい!」
第5話に続く。
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らんまん第4話感想
今日のらんまん、第4話は「綾」に注目したいですね。
以前から、お酒の香りに惹かれていた綾。
万太郎を追いかけて、入ってはいけないとわかっているのに、蔵に入ってしまいましたね。
昔は、女性が蔵に入ると、発酵が腐敗になるといって、蔵は女人禁制だったのですね。
万太郎をやさしくかばい、ヒサの容態が悪くなっても、万太郎に対しては姉として、気丈に振る舞っていた綾。
本当は、誰よりもヒサのことが心配ですよね。
責任感が強く、蔵のことも考えている。
女性がゆえに、思うようにならない綾の葛藤の描き方もよかったなと思います。
今後、綾が酒屋「峰屋」とどう関わっていくのか、らんまんのストーリーの中でも重要なポイントになりそうです。
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