2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第9週のあらすじと内容をまとめています。
第9週のテーマは「ヒルムシロ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第9週のネタバレとあらすじ
らんまん第8週では、距離のあった植物学教室の生徒たちと仲良くなり、植物学の雑誌を作ることを決意した万太郎。
まずは第9週のネタバレポイントから見ていきましょう。
第9週のネタバレポイント
- 田邊教授の許可
- 寿恵子への想い
それでは第9週のあらすじを見ていきましょう。
寿恵子が舞踏練習会に参加
植物学の雑誌を作る目標ができた万太郎は、藤丸、波多野と一緒に、標本作りと標本検定に熱心に取り組み始めます。
植物学雑誌を作るには、教授の田邊から許可を得る必要がありました。藤丸や波多野からタイミングが大切だと言われます。
その頃、寿恵子は、政府が進める鹿鳴館の計画に関わっている実業家の高藤雅修に見初められ、舞踏練習会へ参加するようにとの指示を受けます。
寿恵子は、最初こそ断っていましたが、アメリカ人のクララ・ローレンスの優雅さを見て、舞踏練習会への参加を決めました。
西洋音楽会
一方、土佐の峰屋は、酒税が改正され、役人から目を付けられるようになっていました。
万太郎からの手紙を読み喜ぶ姉・綾と祖母・タキでしたが、高齢のタキは弱り始めていたのです。
そんなある日、万太郎は、田邊のお供として西洋音楽会に同行します。
その会場は高藤家のサロン。
万太郎は、そこでドレス姿の寿恵子と出会い驚きました。
隙をみて、別室で言葉を交わします。
しかし、高藤が親しく寿恵子に話しかけて連れていく姿を見た万太郎は、複雑な気持ちになるのでした。
万太郎の宣言
西洋音楽会で、万太郎は田邊から植物学の雑誌を作ることを許可されます。植物学会の学会誌にすればよいとの提案です。
喜ぶ万太郎ですが、音楽会で見かけた寿恵子の事が気になって、何も手につかないほど調子を崩してしまいます。
長屋の住人に寿恵子の事を相談すると、ゆうやえいは、それぞれに自分の事情を語りだしました。
「好きなものが増えたって、研究がおろそかになるわけじゃないでしょ。もっと力が出るんじゃないですか」
長屋の住人たちに励まされた万太郎は、白梅堂に出向きますが、寿恵子は不在。
そこで、寿恵子の母・まつと、職人・文太に宣言しました。
「わしは、土佐から参りました槙野万太郎と申します。寿恵子さんに申し入れたい儀がございます!」
第10週に続きます。
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らんまん第9週のあらすじ考察
らんまん第9週では、田邊教授から植物学の雑誌の許可をもらうまでの過程と、そして寿恵子への気持ちを募らせる万太郎の様子が描かれます。
音楽会という思いがけない場所で寿恵子に出会った万太郎。
あれだけ美しい寿恵子ですから、ほかの誰かのものになると思うと不安になったのでしょうか?
万太郎が調子を崩した原因は恋煩いにほかなりません。
そしてそんな万太郎の悩みを聞き、励ます長屋の住人たち。
彼らの事情もオープンになり、いろいろなキャラクターの人となりが明らかになる週かもしれませんね。
さて、今週のテーマは「ヒルムシロ」
ヒルムシロは、浮葉性の水草で、楕円形の葉が特徴です。
らんまんのモデル・牧野富太郎さんは、明治19(1886)年に上京しましたが、コレラが流行していた東京を避けるため、箱根に滞在。
そして、芦ノ湖周辺で見つけた、佐川では見かけないヒルムシロの仲間の植物に夢中になったと言われています。
そして、機関誌『植物学雑誌』の第1巻第1号には、富太郎さんが執筆した「日本産ひるむしろ属」が掲載されました。
第9週では「ヒルムシロ」がどのように登場するのか、そちらも楽しみですね。
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