2023年度後期の朝ドラ「ブギウギ」。
この記事では朝ドラ「ブギウギ」第23週のあらすじ内容をまとめています。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
ブギウギ第23週のネタバレとあらすじ
1950年6月、スズ子はアメリカでの公演の機会を得ましたが、娘の愛子が渡航許可を得られず、彼女はスズ子の渡米に反対しました。
悩んだ末、友人の麻理に励まされ、スズ子は渡米を決断。アメリカでの4ヶ月間のツアーを通じて、スズ子は多くの経験を積み、成長して日本に戻りました。
父との別れ
アメリカから帰国後、スズ子は世田谷に新しい家を建てました。
翌年、病気である梅吉の容態が危ういとの知らせを受け、スズ子は愛子を連れて香川を訪れました。梅吉と再会した際、スズ子は自身の出生の秘密を知っていたことを明かし、この秘密を守ってきたスズ子に梅吉は感謝の意を表しました。
キヌとの再会
スズ子が香川にいる間に、梅吉は亡くなり、その葬儀が行われました。
葬儀でスズ子は実の母であるキヌと再会しました。愛子がキヌについて尋ねた際、スズ子は
「マミーのマミーよ」
と説明しました。この言葉を聞いたキヌは、感動の涙を流します。
これらの出来事を通じて、スズ子は家族の絆の重要性を改めて感じ、自身の人生における大切な瞬間を経験したのでした。
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ブギウギ第23週の各話ネタバレ
第107話(3月4日)アメリカ行きの話
タケシがスズ子のマネージャーになり2か月が流れました。
1950年(昭和25年)6月、タケシは一生懸命に仕事をしていました。その頃、愛子も間もなく3歳の誕生日を迎える時期でした。
タケシ、大野、愛子、そしてスズ子の4人が共に生活している家は次第に狭く感じられ、その結果、スズ子は庭付きの新しい住まいへの引越しを決めました。
都心に近い場所へ移ることで、通勤時間が短縮され、愛子と過ごす時間が増えると考えたからです。
ある時、善一からの紹介で、スズ子にアメリカでの公演オファーが届きました。スズ子は帰宅後、大野とこの件について話し合います。
大野は愛子のことを思うと、スズ子のアメリカ行きを快く送り出せないと反対の意見を示します。
スズ子のアメリカ行きを聞いた愛子は「嫌だ」と泣き叫びました。
スズ子はかなり迷いましたが、最終的には麻里の励ましを受け、アメリカへ行く決心を固めました。
第108話(3月5日)愛子への手紙
スズ子は自分が決めたことを大野に打ち明け、大野はスズ子の選択を尊重すると共に、愛子の面倒を見ることを約束しました。
ただし、愛子にはスズ子が直接説明するべきだと伝えます。
スズ子はアメリカへ行く理由と夢を追い求めることの大切さを愛子に話しましたが、愛子は納得がいかず泣いてしまいました。
出発の日、スズ子は愛子に対する夢と愛を伝え、大野の見送りを受けながらアメリカへと旅立ちました。
スズ子がいなくなったあと、愛子は寂しさを感じますが、麻里が子どもたちを連れて訪ねてきて、ケーキを食べながら愛子を元気づけました。
愛子のもとには、スズ子からの手紙が届き、そこにはアメリカでの生活や愛子への愛情が書かれていました。
第109話(3月6日)香川へ
愛子がスズ子からの手紙を読んだ後、「アイラブユー」が何を意味するのか大野に質問しました。
大野はそれが「大好きってこと」だと説明し、スズ子に返事を書くよう勧めます。
愛子はスズ子が歌ったり踊ったりしている様子を絵にして、スズ子はその絵を見て大変感激しました。
アメリカでの滞在を終えたスズ子と善一は、完成したばかりの世田谷の自宅へ戻ります。
タケシは愛子に大きなチョコレートを贈りました。
次の秋には、香川の梅吉ががんで重症であることを知らせる電報が届きます。
人見知りの愛子は当初、香川へ行くことを渋りますが、スズ子は梅吉の気持ちを明るくするために愛子を連れて香川に行くことにします。
梅吉の弟である松吉の家では、温かく歓迎され、梅吉は愛子を見て喜びますが、愛子は梅吉の痩せた姿に怖がります。
梅吉はスズ子の訪問に感謝しますが、スズ子は梅吉の衰弱した様子を見て涙を隠すことができませんでした。
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第110話(3月7日)愛子と梅吉
愛子が香川で地元の子供たちと遊ぶようになりました。当初は人見知りする愛子ですが、徐々に打ち解けて自信を見せるようになり、この性格はスズ子に似ていると言えます。
スズ子は叔父の花田松吉から、梅吉がよくスズ子の成功を誇りに話していたことを聞きます。特に、写真館を閉めてからはスズ子の話題でいっぱいだったと言います。
スズ子が梅吉の撮った写真が保管されている倉庫を訪れると、梅吉が作成したアルバムを手に取ります。
そのアルバムには女性の水着写真が多数含まれており、松吉はこれらの写真が人々を楽しませる目的で撮られたものだと説明しました。
その時、愛子は亀と遊んでいましたが、隣室にいる梅吉の存在が気になります。
愛子は静かに襖を開けると、梅吉と目を合わせることに。
梅吉は愛子と亀を一緒に撮影することを提案しました。
愛子が笑った瞬間に梅吉は写真を撮り、当初は梅吉を恐れていた愛子も、この写真撮影をきっかけに梅吉を「おじいちゃん」と呼び、二人の間には温かな絆が築かれます。
第111話(3月8日)再会
数日後、梅吉の状況は急激に悪化し、医師はその夜が山場になると伝えました。
スズ子は梅吉と一緒にいて、過去の記憶を思い返しながら、梅吉に感謝の思いを語りました。
さらに、梅吉はスズ子が血の繋がりのない子であることを知りつつも、彼女を実の子として深く愛していることを明かしました。
梅吉はスズ子と共に「お父さんブギウギ」という楽しい替え歌を歌い、二人はそれを5日間続けて歌います。最終的に、梅吉は静かに亡くなりました。
梅吉の葬式で、スズ子は実の母キヌと久しぶりに再会し、少しだけ話しました。
スズ子は愛子にキヌを「マミーのマミーや」と紹介し、キヌは遠くからその様子を見て感動して涙を流しました。
愛子は梅吉の空になった部屋を不思議に思いながら眺め、死の概念を完全には理解していないものの、梅吉と再会できないことを感じていました。
梅吉が撮影した愛子の笑顔の写真が現像され、それを見て二人は悲しみの中にも幸せを見出しました。
スズ子と愛子は地元の人々に見送られて東京へ帰り、梅吉の遺影を家族の写真の隣に置きます。
そして、スズ子はキヌから受け取った懐中時計を愛子に贈ったのでした。
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