2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第112話(第23週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第23週のテーマは「ヤマモモ」です。
らんまん第112話のあらすじとネタバレ
竹雄と綾が経営する屋台では高知の郷土料理を提供しています。
万太郎と虎鉄は、故郷・土佐の味が東京で食べられるとあって大喜び。
波多野と藤丸もそばを食べて最高!とうなります。
ヤマモモ
綾は、箸休めにと、ヤマモモの甘露煮を出します。
東京では食べられないヤマモモ。
これは、綾と竹雄が土佐から砂糖に漬け込んで持ってきた最後のヤマモモでした。
酵母の研究
少し、しんみりとした雰囲気になったところで、竹雄が波多野と藤丸にある相談をもちかけます。
いつか新しい酒を造るために醸造の研究をしている先生を探しているというのです。
綾と竹雄は、どうしたら火落ちを出さずに済んだのか今でも考えていたのでした。
しかし、農科大学の教授となった波多野は、現在、醸造の研究をしている教授はいないと伝えます。
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辞表
虎鉄は夜の印刷所に働きに出かけ寿恵子は帰宅。
藤丸だけが屋台に残り、万太郎と波多野は屋台をあとにします。
その帰り道、波多野が万太郎に伝えました。
「野宮さん、辞表を出すつもりらしい」
万太郎は驚きました。
イチョウの精虫を発見した野宮でしたが、植物学者としての学歴がないために、海外から疑われ、そして何より、国内からも正当な評価を与えられずにいたのでした。
新しいお酒の注文
一方で、屋台に残った藤丸は、綾と竹雄に注文をします。
「注文は、新しい酒がいいです。綾さんと竹雄さんがつくった…」
言葉を失う綾と竹雄に藤丸は続けました。
「…酒造りの研究、俺がやりたい」
菌類の研究をしている藤丸でしたが、「酵母の研究をして何かを果たしたい」と強く訴えます。
綾と竹雄は答えます。
「新しいお酒のご注文、承りました。きっとうまいです。私らの学者先生と造るがですき」
「藤丸さん、よろしゅうおたの申します!」
満月の月を眺めながら、3人は乾杯しました。
第113話に続く。
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らんまん第112話のあらすじ解説と感想
竹雄と綾が提供する土佐料理。おいしそうでしたね。
竹雄と綾のモデルと考えられる実在の人物・井上和之助さんと猶さんですが、佐川の酒蔵・岸屋をたたんだ後は、屋台ではなく、お醤油やさんを始めたそうですよ。
(参考:草を褥に、ボタニカ)
竹雄は「醸造」について詳しい先生を探しているということですが、お酒づくりのノウハウについては綾は十分に知識があるはず。
それでも先生を探しているということは、これまでのお酒づくりではない、新しい方法を模索しているのですね。
綾と竹雄の冒険に乗っかったのが、藤丸くん。
酒問屋の息子さん。
らんまん第112話を観る前は、実家で何かお手伝いするのかな?と思ったのですが、なんと、藤丸くんが自ら酵母・醸造の研究に取り組むとは…!
面白くなってきましたが。
…野宮さんの行く末も心配です。
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