2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第42話(第9週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第9週のテーマは「ヒルムシロ」です。
らんまん第42話のあらすじとネタバレ
佐川の峰屋では、課税が重くなり財政的に厳しい状況に陥っていました。
峰屋の状況
西南戦争以降、国の財政は傾いていました。
酒に課税することで財政問題の穴を埋めようとする政府の方針で、峰屋は役人から厳しい目を向けられていたのです。
厳しい状況の中、綾は税金取り立て対応に追われます。
これまで酒が出荷される時点で課せられていた税金が、酒を造った時点で税金がかかる造石税に変わったことも、一因でした。
祖母のタキは、万太郎からの手紙を読み、東京に想いを馳せています。
タイミング
一方で、万太郎は田邊教授に雑誌創刊の話をするタイミングをうかがっていました。
郵便物を部屋に運び、会話の糸口を見つけようと、植物やローマ字の話をする万太郎ですが、田邊教授はなかなか話に乗ってきません。
しかし田邊のヴァイオリンがふと目に入った万太郎は、田邊に切り出します。
「西洋の音楽も、日本とは違いますろうか?」
音楽会へ
万太郎が西洋の芸術に興味を示したことに、田邊教授が反応します。
「Are you interested?(興味があるのか)」
万太郎は、西洋の植物画の話などを持ち出し、日本とは異なることを強調しました。
万太郎の着眼点に感心した田邊は、万太郎を音楽会に誘います。
「週末に室内演奏会を開く。聴きにくるか?」
弱くなるタキ
佐川の綾から万太郎に手紙が届きます。綾もタキも息災であるように書かれていましたが、そのころ、タキは体調を崩すこともありました。
タキも次第に身体が弱くなってきていたのです。
しかし、そんな事情を決して万太郎には知らせないようにと、タキは綾に念を押します。
第43話に続く。
スポンサーリンク
らんまん第42話の感想
佐川の様子が描かれたらんまん第42話。
綾やタキが登場してうれしかった一方で、峰屋が厳しい状況に陥っているのはつらかったですね。
酒を造った時点で税金がかかる造石税に変わったことで、うまくお酒ができなかったら、損失を出してしまうリスクも大きくなったわけですよね。それは本当に厳しい…。
あの強気な綾でさえも、疲労困憊している様子で、こんなとき竹雄がそばで支えてあげた方がいいんじゃないかなって気になりました。
さて、植物雑誌創刊の許しを得るためにタイミングを田邊教授の見計らう万太郎。
田邊教授のヴァイオリンを見て、シェイクスピアや西洋の音楽の話題を出して、教授の気を引く作戦は見事でしたね。
これは作戦じゃないかもしれませんが。
とはいえ、一緒にお出かけできるようになっただけ。
お許しを得るための一大事はこれからですね。
こちらもCHECK