2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第1週第2話のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第1週のテーマは「バイカオウレン」です。
らんまん第2話のネタバレとあらすじ
友達の家に行く途中で倒れてしまった万太郎。
タキに部屋で寝るように言われます。
生まれてこんほうが…
万太郎が休んでいると、廊下から、自分のことをひそひそと話す声が聞こえてきます。
それは、峰屋の分家である豊治と紀平による陰口でした。
「峰屋の跡取りやったらうちの伸治のほうがよっぽどえい」
「いっそ万の字は、生まれてこんほうがよかったが」
自分が生まれてこない方がよかったと思われていることを知った万太郎は深く傷つきます。
こらえきれず母のヒサの部屋に向かい、
「わし、生まれてこんほうがよかった?」と抱きついて尋ねます。
お母ちゃんね、万太郎が欲しゅうて欲しゅうてたまらんかったがよ。どういても欲しゅうて裏の神社に毎日お参りにいきよったがよ。ほんなら、万太郎が来てくれた。神さんがくれたがよ。万太郎にはお父ちゃんもついちゅう。何ちゃあ心配いらん。
しかし、神様など見えないと、万太郎はヒサの答えに納得がいかず、家を飛び出してしまうのでした。
タキとヒサ
ヒサが起き上がり仏間にいたところ、タキがやってきました。
ヒサは、自分の身体が弱いだけでなく、万太郎を丈夫に産めなかったことをタキに謝ります。
しかし、タキはヒサに伝えます。
3度も流産したのに、それでも諦めずに万太郎を産んでくれたこと、そして綾の母となってくれたことを感謝していると。
おまんは、峰屋の跡継ぎを産んでくれた!おまんばぁ立派な嫁はおらん!
タキの言葉に涙するヒサでした。
天狗との出会い
外に出た万太郎は、裏山の神社に駆けていき、神様に向かって泣きながら叫びます。
「わしがみんなと違うがは神さんのせいじゃに!神さんのあほ!」
そうすると、風が強く吹き抜けどこからか笑い声が聞こえてきます。
「神様をあほ呼ばわりするち、ふてぇ坊主じゃのう!」
天狗のお面をつけた男が現れ、万太郎の話を聞いてくれます。
第3話に続く。
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らんまん第2話の感想
万太郎くん、かわいかったですね。
そして、タキとヒサの会話が感動的でした。
ヒサは万太郎を産む前に3人もお子さんを流産していたのですね。そして、綾は本当は万太郎の従妹にあたります。
タキが、そんなヒサを立派な嫁だと称し、そして万太郎が自分の人生を照らしてくれると伝えたシーンは、素晴らしかった。
タキは夫も息子も亡くしてしまい、峰屋を何とかして、万太郎の時代まで栄えさせなければならない。その覚悟は並々ならぬものだと思います。
強くてやさしい、そんな役に松坂慶子さんはぴったりです!
ただ、その光をもたらす跡取りの孫・万太郎が今後、峰屋の当主としての道ではなく学問の道へと進んでいく…と考えるとどうにも切ないものですね。
さて、らんまん第2話の見どころのもうひとつは、天狗との出会い。
ディーン・フジオカさん演じる坂本龍馬の登場です。
朝ドラ受けで、鈴木アナも余韻に浸っておられましたが、かなりインパクトのある登場。
あのワイルドさがなんとも言えず、私も朝から素敵な気分になりました。
毎回登場してほしい…!
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