2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第5週のあらすじと内容をまとめています。
第5週のテーマは「キツネノカミソリ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第5週のネタバレとあらすじ
第4週で、憧れの中濱万次郎に会い、植物の道へ進む事を決意した万太郎。
第5週では、その決意をタキに納得させるという展開に進みます。
第5週のネタバレポイント
らんまん第5週のネタバレポイントはこちら↓↓
- 万太郎の逮捕
- タキの涙
- 竹雄の決断
では、詳しく見ていきましょう。
万太郎と綾の決意
宿に戻った万太郎は、
「わしが生まれてきたのは、酒蔵「峰屋」のためではない!植物学のためだ!俺も自由に生きるから、綾も自由に生きてほしい!」
と、綾に伝えます。すると綾は、
「おまんが植物学のために生まれてきたのなら、私は峰屋のために生まれてきたと。私は酒造りが好きじゃ!」
2人はお互いに今日、選んだ道を悔いのないように進んでいくことを誓い合うのです。
万太郎が逮捕される
万太郎が、自由民権運動団体「声明社」に挨拶に行こうと集会に立ち寄ると、そこに警察が駆け込んできました。
「集会条例違反」だと叫び、万太郎も声明社の警察に逮捕されてしまいます。
幸い、祖母のタキが高知の警察署長と知り合いだったので、タキの説明により、万太郎は無事に釈放されました。
高知から峰屋へ帰る山道で、橙色の鮮やかな花が咲いているのを万太郎たちが見つけます。
それは、「キツネノカミソリ」
標本にするため、花を採取する万太郎を、タキは静かに見つめていました。
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タキの涙
綾は、タキに、新しい酒を作り、酒蔵「峰屋」をもっと大きくしていきたいと夢を語り、婿を取らせてほしいと願い出ました。
一方の万太郎も、
まだ名のない草花の本当の素性を明らかにして、名付け親になりたい!生まれてきた色形、みんな違う理由を解き明かしたい、知りたい
と話します。
2人の決意を聞いたタキは、「許さない…!」と言いながらも、肩を震わせながら泣き出します。
そんなタキを万太郎がそっと抱きしめるのでした。
綾が峰屋で宣言する
その年の秋、再び酒造りに蔵人や職人ら働き手が集まってきます。
万太郎は、大座敷に集まった人々に挨拶をします。
春になったら酒蔵「峰屋」を出て、植物学の道に進むと。
後の事は、すべて姉の綾に任せると告げました。
また、綾は、
「私の願いは、峰屋でうまい酒を造り、峰屋をもっと大きくすること。そのために、力を尽くします。」
と挨拶します。
竹雄の決意
秋に酒造りが始まって、万太郎は、「土佐植物目録」を作るために、土佐の植物を採集しています。
万太郎が峰屋を出ることになり、竹雄はどうしたらよいか途方に暮れていました。
タキからは、自分で決めるようにと言われたのです。
竹雄は、綾のところに行き、「好きじゃ、綾様のことが。」と、ずっと綾のことを想っていたことを告白。
しかし、竹雄は、万太郎を守り、ずっと支え続けることを幼い頃から決めていました。
竹雄は、万太郎を支えるために、東京にともに行くことを決意します。
3月になり、万太郎と竹雄は、東京に旅立っていきます。
第6週に続きます。
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らんまん第5週のあらすじ考察
万太郎が逮捕されて、牢屋に入れられるという衝撃的な事件も展開される、らんまん第5週。
タキから結婚するようにと言われた万太郎と綾が、自らの道をそれぞれ選びます。
自由民権運動などが盛んだった時代の変わり目。
こんな時代でなければ、万太郎と綾は結婚することにおさまっていたかもしれませんね。
こんなはずではなかったと思っているに違いないタキ。
しかし、タキは万太郎と綾の決断を涙ながらに認めます。
そんなシーンも第5週のみどころとなるでしょう。
そして、万太郎についていくことを決意した竹雄。
てっきり、綾と峰屋に残るのかと個人的には思っていましたが。
竹雄は綾に想いを告白しつつも、万太郎と生きていくことを選ぶのですね。
さて、らんまん第5週のテーマは「キツネノカミキリ」。
漢字では、「狐の剃刀」と表記され、オレンジ色の美しい花を咲かせます。
スイセンの葉に似た細長い葉がカミソリのようであることから、この名がついたそうです。
また、「キツネ」の由来となっているのは、
- 花の色がキツネを連想させる
- キツネが使うカミソリの葉のようである
など諸説あるようですね。
また、「キツネノカミソリ」の花言葉は、「妖艶」
花茎だけをすっと伸ばして橙赤色の花をつける姿がなまめかしいことから、この花言葉がつけられたそうですよ。
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