2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第37話(第8週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第8週のテーマは「シロツメクサ」です。
らんまん第37話のあらすじとネタバレ
東京大学の研究室に出入りできるようになった万太郎ですが、学生たちと打ち解けられずにいました。
学生たちだけでなく助教授の徳永も、万太郎が挨拶しても返事さえくれません。
画工・野宮朔太郎
ある日、実験室に見慣れない男性が現れます。
彼は野宮という植物画専門の画工で、田邊の指示のもとで絵を描いていると言います。
万太郎は興味を持ち、植物画を見せて欲しいと頼みますが、そっけなく断られてしまいます。
薫風亭
誰からも相手にされず、落ち込んでしまった万太郎は、気分を変えようと、長屋のりんを誘って竹雄が働く洋食屋「薫風亭」に出かけます。
万太郎に気づいた竹雄は、節約をしなければならないのに、と思いながらも給仕の仕事をこなしていました。
食事をしながら、万太郎はりんに大学での出来事を話しました。
仲間に入れてもらえず孤立する万太郎の立場を察したりんは、万太郎を励まします。
「分からないものは気味悪いよ」
よそから来た人間が怖いのは当たり前と言いつつも、りんは万太郎が長屋に越してきたときのことを、愉快そうに話しました。
マイペースで食事をするりんを見て、万太郎は少し元気になるのでした。
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ボタンの生菓子
一方、白梅堂では、寿恵子が万太郎からボタンの絵を眺めていると、菓子職人の文太が、その絵を貸してほしいと言います。
文太はその絵を見てボタンの葉を模した生菓子を作り、寿恵子のところに持ってきました。
本物そっくりのお菓子を見て、喜ぶ寿恵子。
早く万太郎に見せたいと、万太郎が来るのを待ちわびるようになります。
万太郎の寂しさ
この晩、長屋で万太郎は竹雄に、竹雄の働く姿が「キランソウ」みたいだったと伝えます。
キランソウがどんなものかわからない竹雄に万太郎は絵を描きました。
キランソウの別名は「ジゴクノカマノフタ」という。
紫色でよく目立ち、お店で女性に人気だった竹雄に例えたのです。
今度は、竹雄の絵を描いてほしいと万太郎に頼みます。
万太郎は帳面に描きながら、竹雄に大学での寂しい立場について打ち明けました。
「・・・寂しいがよ、佐川でひとりっきりでおったときよりものぅ。」
第38話に続く。
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らんまん第37話の感想
昨日に引き続き、研究室で孤立し寂しさを感じる万太郎の苦悩が描かれた、らんまん第37話。
野宮朔太郎という植物画専門の画工も新しいキャラクターとして登場しましたね。
画工からも「よそ者」扱いされて、落ち込む万太郎ですが、
得体の知れない人を警戒し、相容れない心情もわからないでもありません。
差配のりんさんが言う通り、「わからないものは怖い」。
ただ、得体の知れない人やものにも、柔軟に対応し、また興味を抱き、りんさんみたいに愉快に振り返ってくれる人もいることに、万太郎は救われましたね。
万太郎は竹雄のどんな絵を描くのか、そして、新キャラ・野宮とどう関わっていくのかも、今週のポイントとなりそうですね!
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