2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第73話(第15週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第15週のテーマは「ヤマトグサ」です。
らんまん第73話のあらすじとネタバレ
寿恵子のある提案とは、
「高価な印刷機を買いたい」
ということでした。
印刷機購入計画
すでに石版印刷の技術を身に付けている万太郎。
寿恵子は、印刷機さえあれば、印刷所のスケジュールに左右されずに、万太郎が好きなだけ印刷作業ができると考えたのです。
寿恵子のアイデアに、大畑夫妻はびっくりします。
しかし寿恵子が熱い想いで説得し、印刷機購入へと踏み出しました。
十徳長屋では万太郎の夢を応援しようと、住人たちが動き出します。
倉木や丈之助らが立ち上がり、長屋に印刷機を置くための大リフォーム計画をスタートさせたのです。
思いがけない来客
そんなとき、大窪、波多野、藤丸の3人が長屋を訪れます。
先日、田邊教授から苛立ちをぶつけられた大窪は、何か思いつめた様子。
大窪は万太郎が佐川で採取した植物を見せて欲しいと頼みます。
新種ではないかと、万太郎が見せた植物を見て、大窪は頭を下げました。
「手伝わせてくれ!俺を研究に参加させてくれ!」
それを聞いた波多野は、万太郎に慎重に決めるように助言しました。
大窪と共同研究したその結果は大学の功績となるのです。
大学からの差し金で来たわけではないと弁明する大窪は、自分のことについて語り始めました。
東京府知事の三男として生まれながらも、就職には苦労し、田邊教授に気に入られようと必死で大学でやってきたこと…。
第74話に続く。
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らんまん第73話の感想
寿恵子の提案とは、印刷機の購入だったのですね。
確かに大それた提案ですが、それさえあれば好きなだけ図鑑も作れます。(人手は必要ですが)
万太郎のモデル・牧野富太郎博士も実際に高価な印刷機を購入されています。
一年間神田錦町の小さな石版屋で石版印刷の技術を習得した。石版印刷の機械も一台購入し郷里へ送った。併(しか)しその後出版はやはり東京でやる方が便利なので、郷里でやる計画は止めにした。
引用:牧野富太郎自叙伝
しかも、佐川へ一度送っています。
さらっと書いてありますがなかなかのことです。そりゃぁお金もかかりますよね。
らんまんでは、峰屋から預かった千円を印刷機に使うという大それた決断をした寿恵子と万太郎。
ちょっと調べてみると明治時代の1円は現在の2万円の価値があるとか…。(参考:man@bow)
ということは、当時の千円は今の2千万!?
ちょっと信じられない。
ただ、すっかり万太郎たちのために、シャキシャキ提案をした倉木さん、頼もしかったですね!
そして、ついに大窪が長屋にやってきました。
元老院とか、東京府知事とか、勝海舟先生とか、何やらすごいお坊ちゃまだったということが判明した大窪助教授。
続いて何を語るのか、明日が楽しみです!
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