2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第75話(第15週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第15週のテーマは「ヤマトグサ」です。
らんまん第75話のあらすじとネタバレ
十徳長屋に、石版印刷機が搬入されます。
万太郎の図版印刷作業が始まり、寿恵子も力になります。
図譜の作成と論文
万太郎は、日本植物誌図譜の巻頭を土佐の植物にすることを決めていました。
その花は「ショウロウホトトギス」です。
万太郎は、図譜印刷の準備を進める一方で、新種発表のために載せる論文にも取り掛かります。
新種の植物の和名を「ヤマトグサ」と命名します
お金の工面
寿衛子はお金を工面するために、ダンスを習ったときに仕上げた白いドレスを質屋に出しに行きました。
そこで、えいと会います。
えいがお金が必要なのか心配して尋ねると、寿恵子は万太郎が図譜の出版をするのに、100円の前金を準備する必要があることを話しました。
その夜、倉木夫妻が部屋を訪ねてきました。
「お前もお前の戦をしてるんだろ?」
倉木は、万太郎に使ってほしいと100円を差し出しました。
倉木は万太郎に出会ったことで救われたことを打ち明け、万太郎の戦に使ってほしいと申し出たのです。
頭を下げる万太郎と寿衛子でした。
スポンサーリンク
ヤマトグサ
そして、「ヤマトグサ」を掲載した植物学雑誌がついに完成しました。
二人の発表は、日本で植物学が始まって以来の快挙となります。
徳永助教授、波多野や藤丸もうれしそうです。
さらに、雑誌と並行して作っていた万太郎の図譜も完成。
寿恵子や長屋のみんなも大喜びします。
お祝いにちらし寿司をつくろうとみんなでお米を炊いていると、寿恵子の具合が悪くなります。
えいは寿恵子の異変に思い当たることがありました。
「寿恵ちゃん…、もしかしてさ…。」
万太郎の帰宅を寿恵子が迎え、切り出します。
「万太郎さん、お話があります」
この頃、田邊教授が研究していたトガクシソウを巡って、植物学会を揺るがす大事件が起きていたのでした。
第76話に続く。
スポンサーリンク
らんまん第75話の感想
ついに万太郎が成し遂げます!
大窪助手と共同で新種「ヤマトグサ」を発表。
図譜も出版することで、ようやく万太郎の実力が世に認められることになります。
史実においても牧野富太郎は、1889年(明治22年)に「植物学雑誌」で発表しています。
日本の学術雑誌で日本固有種の植物に学名が付けられたのはこれが初めてのことでした。
また寿恵子ちゃんのご懐妊、おめでとうございます。
タンポポの花が3本咲いていて、これからふたりに家族が増えることを意味していたようです。
一方で、ピンチに陥っている田邊教授。
かねてより展開されていたトガクシソウの一件、ついに波乱の幕開けとなるようです。
こちらもドキドキしますね。
⇒ らんまん登場「トガクシソウ(破門草)」事件とは?発見者は?
こちらもCHECK