2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第79話(第16週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第16週のテーマは「コオロギラン」です。
らんまん第79話のあらすじとネタバレ
寿恵子に見送られ、万太郎は、植物採集の旅とタキの墓参りへと出かけていきます。
万太郎が描く植物画
その頃、万太郎が出した『日本植物志図譜第二集』が、博物館の野田先生や里中先生、そして、大学の田邊教授の元に届きます。
『日本植物志図譜第二集』は、ヤマザクラの画が掲載されており、すばらしい出来栄えでした。
野田先生や里中先生はその植物画を見て、見事だと感動します。
「これはすごいですよ。」
「あの子がここまで描くようになっていたとは…。」
一方の田邊教授は、大学の植物学教室に出入りしている画工の野宮に、万太郎の絵を見せて伝えます。
「今後私が必要とするのは、この域まで描ける人間だ。そうなれないなら、仕事は終わりだ」
途方に暮れた野宮は、波多野に顕微鏡での観察法を教えてほしいと相談します。
目に見えないもの
野宮は波多野に、顕微鏡で何を見ているのかと尋ねました。
「見えないってことを見ています。」
と答える波多野。
波多野は、肉眼では見えないけれど、一生をけてでも命をつかさどる仕組みを見たいと考えていました。
それを聞いた野宮は感じ入ります。
「命の源を…いつか描いてみたい。」
そして波多野は、野宮にパートナーになって欲しいと願い出るのでした。
「野宮さんに僕は植物を見る目を教えます!代わりに野宮さんは、僕の手になってください。僕が発表するときには、顕微鏡の奥の奥まで正確に写した植物画が必要なんです。肉眼で見えないものは、万さんにも描けない!」
波多野からの申し出に救われる野宮でした。
さて、寿恵子のもとには旅行中の万太郎から、植物の標本が次々と送られてきます。
その中に、寿恵子宛ての手紙を見つけて…。
第80話に続く。
スポンサーリンク
らんまん第79話のあらすじ考察
画工の野宮さん、久々の登場でうれしいですね!
しかし、田邊教授に無理難題を命じられるというような展開で、ちょっと気の毒でした。
万太郎の植物画は万太郎にしか描けない。
野宮もそれは承知しているはずですが、教授の命令とあっては断れないでしょう。
しかしそんな途方にくれる野宮を救ったのは波多野くんでした。
波多野くんも、彼なりに自分の道を見出していたのですね!
万太郎に描けない絵、
それに野宮さんが挑戦しようとしている。
とても素敵な展開だったと思います。
こちらもCHECK