2023年度後期の朝ドラ「ブギウギ」。
この記事では朝ドラ「ブギウギ」第8週のあらすじ内容をまとめています。
第8週のテーマは「ワテのお母ちゃん」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
ブギウギ第8週のネタバレとあらすじ
ブギウギ第7週では、スズ子の移籍に関するゴタゴタや、秋山が大阪に帰る展開が描かれましたね。
第8週では、世界大戦の世の中となり…。
戦時下の暮らしと梅丸楽劇団の変化
1939年、ナチス・ドイツのポーランド侵攻により、世界は再び大戦の渦中へと巻き込まれようとしていました。
食料不足が深刻化し、人々の生活は次第に陰りを見せ始めていきます。
梅丸楽劇団には新たな演出家として竹田が加わり、時代の流れに沿った質素で愛国的な演出を行うようになりました。
しかし、辛島、善一、スズ子たちは、その変化に息苦しさを覚えていました。
家族の絆
大阪では、ツヤが病に倒れ、六郎には召集令状が届きます。
「赤紙や!ワイにもちゃんと来たで!」と無邪気に喜ぶ六郎に、ツヤは微笑みます。
しかし、医者からはツヤの病は手の施しようがないと告げられることに…。
「ウソや…。助けてください。金やったらなんぼでも払います!」
梅吉は絶望しますが、ツヤは覚悟を決めていました。
「あんた、しっかりし。スズ子と六郎には、言うたらあきまへんで」
六郎は予定より早く入隊し、スズ子に会いに東京へ行きます。
スズ子は六郎にたらふくごはんを食べさせながら、六郎の言葉に心を痛めます。
「ワイお母ちゃんと約束したんや。敵、ぎょうさんやっつけるからお母ちゃんもはよ治すんやでって」
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舞台への情熱と母の奇跡
スズ子のもとに「ハハキトク」の電報が届きますが、スズ子は舞台に立つ決意を固めます。
善一は何もかも理解した上で、スズ子を励ましました。
「お母さんの病気に弟さんの出征も重なったんじゃ正気でいられないのはもっともだ。ただ、お客さんはそんなことは知る由もない。ステージに立つ以上はそれは関係ないんだ」
スズ子は千秋楽まで公演をやり遂げます。
そして、大阪に駆けつけると、ツヤは奇跡的に元気を取り戻していましたが…。
ゴンベエの正体
ツヤの葬儀を終えた後、スズ子は梅吉に東京への移住を提案します。
銭湯は経営がうまくいってはいませんでした。
そのころ、三沢光子という女性がが訪ねてきて、ゴンベエの過去を明らかになります。
「何も思い出せまへんけど..こんなワシでよかったら一緒になっておくれ。それで、もしよかったら一緒にこの風呂屋をやってくれまへんか?」
ゴンベエは光子に提案。
スズ子と梅吉は、はな湯をゴンベエと光子に任せ、新たな人生を東京で始めることにしました。
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ブギウギ第8週のあらすじ解説
ブギウギ第8週は、かなりつらい展開となりそうです。
というのも、
- 弟・六郎の出征
- 母・ツヤの死
が同時期に訪れるからです。
しかし、モデルの笠置シヅ子さんの史実は、ちょっと違います。
母親がこの時期に亡くなるのはそのままなのですが、もっとつらいものでした。
実はシヅ子さんが上京する前から、母親のウメさんは病気を患っていましたし、弟の八郎さんもすでに出征していました。
それでも、多額の仕送りができるからと上京を決めた笠置シヅ子さん。
上京から1年後に、母親ウメさん危篤の電報が入ります。
シヅ子さんは、それでも舞台に立ち続けることを決め、母親の死に目には会えませんでした。
シヅ子さんが大阪に帰ることができたのは、四十九日のとき。
すっかり憔悴しきった父親の音吉さんが、ウメさんの最期を語りました。
ウメさんは、病床で「シヅ子に会いたい」と繰り返したそうですが、シヅ子さんが返した電報「大役がついているのでどうしても帰れない」を見ると、何度もうなずいたそうです。
会いたいけれど、会えないほど有名になって活躍している娘。
旅立ちの途中で、シヅ子さんの母・うめさんの救いになっていると信じたいですね。
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