2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第13週のあらすじと内容をまとめています。
第13週のテーマは「ヤマザクラ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第13週のネタバレとあらすじ
らんまん第12週では、万太郎と寿恵子が、お互いの実家に挨拶に行きましたね。
万太郎の標本が新種と認められ、おめでたいこと続きでした。
第13週のネタバレポイント
らんまん第13週のネタバレポイントはこちら↓↓
- ヤマザクラの病気
- 万太郎と寿恵子が結婚
- タキとの別れ
ではさっそくみていきましょう。
仙石屋のヤマザクラ
万太郎の祖母・タキは、古くから馴染みの呉服屋「仙石屋」に、万太郎と結婚する寿恵子の花嫁衣装を注文します。
その時に、仙石屋のヤマザクラが病気になっていると聞いた万太郎。
自分がヤマザクラの病気を助けたいと考えます。
万太郎は、直接、仙石屋に出向いて、ヤマザクラを自分の目で確認し、病気の研究を始めたのです。
その頃、綾は、土佐の酒造りを守っていくため、組合を立ち上げようと、竹雄と一緒に一軒ずつ酒蔵に頭を下げていきますが、どこからも賛同を得られないでいます。
綾は、女であることをバカにされたことを悔しがります。
2人は帰りに裏山の神社に立ち寄り、綾は竹雄に
「私が呪いながじゃ」
珍しく弱音を吐いてしまいます。
「あなたが心から、うちの峰乃月は変わらずうまいゆうて笑うちょったら。それが最上の言葉じゃ。」
竹雄はそう言って綾とキスを交わします
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万太郎と寿恵子の祝言
万太郎と寿恵子の祝言の日、東京から、寿恵子の母・まつ、大畑印刷所の大畑とイチが駆けつけました。
集まった人々に対して、万太郎はあいさつの中で、槙野家のすべてを姉の綾と、綾の夫となる井上竹雄に譲ることを伝えます。
反対や怒りの言葉が飛び交う中、タキが、これまでの自分の振る舞いを詫び、深々と頭を下げたのでした。
そして、
「これよりは、本家と分家の上下の別なく、互いに手を取り合うて、商いに励んでいってほしい」
と皆に伝えたのです。
万太郎にも
「万太郎、わしの孫に生まれてきてくれてありがとう」
と、感謝の言葉を述べます。
タキの旅立ち
数日後、万太郎らは仙石屋のヤマザクラが病気で切り倒される前に、タキを連れて仙石屋を訪れます。
残念ながら万太郎は、ヤマザクラの病気を治すことはできませんでした。
ヤマザクラの若木を切り、挿し木にしたのを見たタキは
「いつかこの桜が満開に咲き誇るがか」
と言い残し、タキは天国に旅立ったのでした。
第14週に続きます。
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らんまん第13週のあらすじ考察
おめでたいこと続きだった第2週とはうってかわって、悲しいことも描かれるらんまん第13週。
タキが亡くなる前に万太郎の祝言を見届けられたことはよかったと思います。
それでも、幼い頃から、女手ひとつで万太郎を育てあげたタキとの別れは、おそらくこれまでのらんまんのストーリーの中で一番の悲しい出来事になるのではないでしょうか?
ヤマザクラの病気とともに、命の儚さが描かれる週となりそうです。
そして、峰屋を綾と竹雄に任せることになった万太郎。
史実では、牧野富太郎さんの研究のために、仕送りを続けた実家の岸屋が、どうにも立ち行かない状態になり、帰省してそれを把握した富太郎さんが、従妹の猶と番頭の井上和之助に、借金の一切とともに酒屋をおふたりに譲っています。
やはりこの辺は、史実よりもややスムーズに展開されるのでしょうか?
それでもらんまんの峰屋の経営も苦境を強いられそうですし、万太郎の学者としての人生もこれから始まります。
ある意味、らんまん第一部・完といったところかもしれませんね。
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