2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第10話(第2週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第2週のテーマは「キンセイラン」です。
らんまん第10話のネタバレとあらすじ
名教館の学頭・蘭光は、土佐佐川を去る前に、万太郎と佑一郎を連れて、一泊の旅をします。
自然を観察しながら歩いた3人は、仁淀川の河川敷で野宿をすることになりました。
蘭光先生の教え
釣った魚を食べながら、万太郎と佑一郎は話し込みます。
佑一郎は、父親を亡くし、すでに家督を継いでいると言います。
「おまんは怖くないがか?」
母親と妹に対して責任を感じている佑一郎はこの先に不安を感じているようです。
対して、万太郎もそんなことは考えたことはなかった様子。
そんな2人に蘭光が、この先はどんどん身分が無くなっていき、身分が無くなった時に残るのは己だと教えます。
学びはその助けをしてくれると。
翌日、山深い峠で黄色が鮮やかな花を見つけます。
キンセイランという希少な植物に出会った万太郎は、喜びに心が震えました。
「心が震える先に金色の道がある。その道を歩いて行ったらえい!」
蘭光は、学び感じる大切さを説くのでした。
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小学校へ
廃止された名教館の建物は「佐川小学校」となり、身分によらず、女子でも通うことができるようになりました。
万太郎と寛太、綾も通い始めましたが、佑一郎は小学校には行かず、東京に行くことを決めます。
「東京に来たら、いつでも連絡をくれ」
と言って、佑一郎は去っていきました。
さて、新設された小学校に通い始めた万太郎ですが、授業がつまらなくてしかたがありません。
名教館で高度な学問に触れてきた万太郎にとっては、授業の内容が簡単すぎたのです。
万太郎は授業も聞かずに、教室の壁に掲示されている植物の図や、校庭の植物に夢中になります。
そして、先生に叱られることに。
先生から注意されても、言うことを聞かない万太郎は、
「先生のいうことが聞けないなら外に出とれ!」
と言われて、庭で植物図の模写を始めます。
何日もの間、植物図の模写を続け、うれしくなって植物に話しかける万太郎。
万太郎の声が気になって仕方がない先生は、
「なぜ皆の邪魔をする?わからないことがあるなら質問しなさい」と叱ります。
万太郎は、英語で意見を述べ始めました。
英語のわからない先生は「出ていけ!」と激怒。
そして万太郎は、小学校を辞めるという決断をするのでした。
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らんまん第10話の感想
心と体で学びとる喜びを蘭光先生に教えてもらった第10話の展開。
蘭光先生の素晴らしい言葉と、万太郎の輝きに、見ているこちらも心震えましたね。
『#キンセイラン』という珍しい植物を発見しました。
希少な植物に出会えた喜びを感じる万太郎。
「先生の言うたとおりじゃ。
文字では心は震えんかったに――」「心が震える先に金色の道がある」#朝ドラらんまん#寺脇康文 #小林優仁 #岩田琉生 pic.twitter.com/T7YgnfkXIF
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) April 13, 2023
蘭光先生とお別れなのはとても寂しい。
蘭光先生が出てきたこの数話は、とても輝いていました。
友人となった佑一郎との別れも迎えた万太郎。新しい旅立ちの始まり。
その瞬間に小学校を退学するとは、ちょっと笑ってしまいましたが、万太郎の生き生きとした表情を見ていると、この世の常識などどうでもよく感じられるのが不思議です。
実際の牧野富太郎さんも、人にそう思わせるような生き方をしたのでしょうね。
さて、第10話の最後には、青年になった万太郎(神木隆之介さん)が登場しましたね。
子役さんの演技をいつまでも見たい気持ちも少し残しつつ、来週からの万太郎の活躍が楽しみです!
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