2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第114話(第23週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第23週のテーマは「ヤマモモ」です。
らんまん第114話のあらすじとネタバレ
寿恵子が初めて渋谷に降り立ちます。
当時の渋谷は、農村地帯が広がり、通りは汚い…。
寿恵子は、以前みえが教えてくれた空き家がどんなところか、見に行きました。
こんなところに来ない方がいい
住所を人に尋ねながらようやく家につきますが、何の整備もされておらず雑草は伸び放題。虫も飛んでいてかないません。
寿恵子は家の裏を回り、間取りなどを確認しました。
そして、近くで昼間から飲んでいた居酒屋の店主・荒谷に、人通りはあるか、どぶさらいなど町の整備はどうしているのか、などをあれこれと尋ねます。
しかし、荒谷には客などくるわけはない。自分は、自分が飲むついでに居酒屋を経営しているだけで、
「ここに来るのはやめた方がいい」と言われてしまいます。
観察
寿恵子は、荒谷の店でおにぎりを買って帰ったのですが、食べてみると、とてもおいしいことにびっくり。
長屋のりんや子どもたちにも大好評でした。
寿恵子はりんに、町をみんなで協力して立ち上げてきた経緯について尋ねました。
そして、どうしたらきれいな生き生きとした町がつくれるのか相談します。
りんは、まず妄想をすると答えました。
その夜、寿恵子は、万太郎が植物と向き合う姿を思い出し、渋谷をもっと観察しようと心に決めたのでした。
第115話に続く。
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らんまん第114話のあらすじ解説
らんまん第114話からは、寿恵子の冒険が始まりましたね。
寿恵子が商いを始めるために目をつけたのは渋谷の町。
居酒屋の店主から、やめた方がよいと忠告を受けるも、観察しようと心に決めました。
昔、寿恵子が万太郎と横倉山に植物採集に行った際に、万太郎に「植物をよく見てあげてください」と助言していましたよね。
万太郎も実際に、観察することがとても大切だと、いろいろなことがわかると述べていました。
今度は寿恵子が自分の冒険において、観察する番に回ったという感じでしょうか。
ここで、史実に目を向けてみたいと思うのですが、寿恵子のモデル・寿衛夫人は、渋谷で「いまむら」という店を開き、評判となりました。
でも実はその前に寿衛夫人は、本郷に菓子屋の店を出して商売を始めたそうです。
借金返済の解決にはつながらなかったようで、今度は渋谷で商売を始めることになります。
(参考:牧野富太郎 花と恋して九〇年)
さて、寿恵子はどんな商売を始めるのか、第115話が楽しみですね。
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