2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第124話(第25週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第25週のテーマは「ムラサキカタバミ」です。
らんまん第124話のあらすじとネタバレ
運び出すことができた標本を守り抜きながら渋谷へとたどり着いた万太郎たち。
幸い、渋谷は火災もなく「山桃」も無事でした。
渋谷に到着
万太郎は、標本と原稿を取りに引き返そうとしますが、荒谷がそれを止めました。
「市内はまだ燃えているかもしれねぇ」
9月4日になり、百喜と大喜が山桃にやってきて、万太郎たちは無事を喜びます。
百喜と大喜の話では、市内はひどい状況になっているといいます。
虎鉄の行方はいまだわかりません。
「虎鉄さん…」
それでも、万太郎はすでに火が消えていることを伝え聞き、翌朝十徳長屋に行くことを決めました。
崩壊した長屋
どうにか長屋へたどり着いた万太郎。
長屋は倒壊し半焼していました。
万太郎が手に取った石版のかけらには万太郎の描いた線が残っており、それを見て、万太郎は崩れ落ちます。
そんなとき、「先生…!」という声がして、振り向くと、虎鉄の姿がありました。
「虎鉄!虎鉄!よかった…!無事で」
万太郎は虎鉄を抱きしめます。
虎鉄の話では、大畑も無事だということでした。
神田に消防隊は来ませんでしたが、町の住民たちが何時間もかけて火事を消し止めたのです。
万太郎と虎鉄は、改めて、壊れた長屋の中から何か残っているものを探し出そうとします。
ふと万太郎が振り向くと、ムラサキカタバミが咲いていました。
「すごい生命力ですね」
と虎鉄が呟くと、万太郎は答えます。
「何があったち、必ず季節はめぐる。生きて根を張っちゅう限り、花はまた咲く。」
第125話に続く。
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らんまん第124話のあらすじ解説と感想
関東大震災の大変な状況が描かれたらんまん第124話。
史実とは異なり、被害の大きい下町の地域に万太郎はいて、地震による火災から命からがら逃げる様子が前回から描かれました。
虎鉄の行方も心配でしたが見つかって本当によかったです。大畑印刷所の主人・大畑義平も無事とのことで、命が助かってほっとしました。
最後には、今週のテーマ「ムラサキカタバミ」が登場。
生命力の強さを感じるとともに、根を張っている限り花はまた咲くという万太郎の言葉。
自分に言い聞かせているようでしたね。
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