2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第22話(第5週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第5週のテーマは「キツネノカミソリ」です。
らんまん第22話のあらすじとネタバレ
声明社の演説会に参加し、警察に連れていかれた万太郎は、拘置所の独房に収監されます。
万太郎を助け出せ
声明社のリーダー・逸馬と一緒に演説していたため、集会の首謀者とみなされた万太郎。
竹雄と綾が警察署に出向き声明社とは無関係だと訴えますが、聞き入れてもらえません。
一方の佐川では、何日も戻ってこない万太郎たちを皆が心配していました。
そんなところへ竹雄が泥だらけ、傷だらけになって駆け込んできます。
事情を知ったタキと市蔵は、竹雄とともに高知の警察署へ向かいます。
取り調べ
万太郎は警察署で取り調べを受けていました。
声明社の一味であることを認めろと問い詰められ、別の部屋へ連れていかれます。
そこには、ぐったりとした逸馬の姿がありました。
逸馬は夜通し拷問を受けていたのです。
仲間だろう?と問われる万太郎と逸馬。
逸馬へのあまりにもむごい仕打ちに、万太郎は本当のことを打ち明けようとします。
ところが逸馬は「こんなやつ仲間なわけないろう!」と万太郎を突き放しました。
万太郎を担ぎ上げて金を巻き上げようとしただけだと。
逸馬は、突き放すことで、万太郎を守ったのでした。
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タキの到着
万太郎に差し入れを渡すために、警察署へ来ていた綾。
そこへ、佐川から到着したタキと竹雄、市蔵が現れました。
「おばあちゃん、申し訳ありません...!」
謝罪する綾を遮り、タキが言います。
「話はここを出てからじゃ。署長が昔なじみでのう。わしがじきじに誤解を解く」
タキの働きで万太郎は釈放されることになりました。
タキが警官に頭を下げると、その警官は、
「祖母さんも苦労するのう。孫がぼんくらやと。なんも考えんとおまんような能無し猿が一番タチが悪いがじゃ」
と暴言を吐きます。
カチンときたタキは、言い返します。
聞くところによると、そちら様は孫を政治結社の一味と間違えたとか?能無し猿を一味とみなすとは、そちら様も大した眼力をお持ちじゃのう。
よう詮議もせんと お縄にするとは警察ゆうがはずいぶんと楽な仕事ですのう!
市蔵が止めに入ろうとしたところ
「孫を能無し呼ばわりしたら、許さんぞね!」
と一喝。
警官は何も言えませんでした。
選ぶことは、捨てること
歩いて帰途につく万太郎たち。
タキの具合を気遣いながら、一休みすることに。
浮かない表情をした万太郎にタキが声をかけます。
万太郎はタキにお礼と詫びを伝えたものの、自分だけが助かったことに罪悪感を感じていました。
タキは万太郎を諭します。
「おまんは、捨てたがじゃ。ほんなら振り返りな。
代わりに、何をするかじゃろう?
人はすべてを持つことらぁできん。何かを選ぶことは、何かを捨てることじゃ」
第23話に続く。
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らんまん第22話の感想
タキのはたらきで、万太郎が牢屋を出られたことろが描かれたらんまん第22話でしたね。
タキが、万太郎のことをひどく言う警官をやりこめるところは、本当にスカっとしました。
孫に対してあんな言い方をされたら、それはムカつくとは思いますが、タキはかっこよかったですね!
ほれぼれします。
そして、佐川への帰り道でタキが万太郎にかけた言葉。
捕まる前までは、自分の道を進むことに心ときめかせていた万太郎ですが、今回のことで、捨てなければ、犠牲にしなければならないこともあると悟ったでしょう。
それは、生き方を分かち合い、自分を身を挺して守ってくれた早川逸馬であったり、そして峰屋であるのかもしれません。
早川逸馬さんはどうなるのかな?
朝ドラ受けでも言われてましたが、本当にこれで終わりは悲しすぎる。
再登場を願いたいですね。
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