2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第25話(第5週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第5週のテーマは「キツネノカミソリ」です。
らんまん第25話のあらすじとネタバレ
万太郎の上京が目前に迫ったところで、竹雄は万太郎に別れを告げられます。
お役御免と言われてしまった竹雄は、この後の身の振り方に迷うことになります。
追い払われる竹雄
万太郎はひとりで上京すると竹雄に伝えます。
お金のことや住むところ、食事など心配が絶えない竹雄ですが、万太郎はひとりで大丈夫といって、竹雄にクビを告げます。
「わしのお守りはクビじゃき!」
万太郎に追い出された竹雄は綾のところへ。
綾の仕事を手伝おうとするも、断られます。
「手え出さんとって。私がやるき!」
さらに竹雄は父親の市蔵のところへ行き、仕事を引き継ごうかと切り出しますが、まだまだ峰屋の番頭として働き盛りだから必要ないと一喝されています。
困った竹雄はタキのもとへ向かいました。
自分で決めたらえい
タキはこれまでの竹雄の仕事を評価しつつも、万太郎が峰屋を出る以上、万太郎の見張り役は卒業してよいと伝えます。
「この先は、おまんが自分で決めたらえい」
タキにも放り出されて途方にくれた万太郎は、井戸の水をかぶり始めます。
「わし、何っもないのう…。」
水をかぶりながら、幼き日、自分が誓ったことを思い出していました。
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告白
竹雄は仕事を終えた綾のところへ向かいます。
これまでずっと渡せなかった東京の土産のくしを綾に渡し、思いの丈を告白しました。
「…好きじゃ、綾さまのことが。」
そして、大切な想いがもうひとつあると打ち明けます。
出発の日
いよいよ、万太郎が東京へ旅立つ日がやってきました。
万太郎は金峰神社で母・ヒサと天狗に挨拶をして、峰屋に別れを告げようとしています。
そして、万太郎にトランクを手渡した竹雄が、自分の荷物も背負い、自分が決めた道を万太郎に語りました。
「わしらは3人でひとっかたまり。わしだけ置いていかれるわけにはまいりません。お二人に負けんよう、わしにとって一番大事な道を選びましたき」
そして、万太郎と竹雄は東京へ旅立ちます。
第26話に続く。
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らんまん第25話の感想
竹雄のこれからに焦点が当てられたらんまん第25話。
仕えていた主・万太郎には別れを告げられ、指図を受けていたタキからは自分で決めろと言われ、どうしたらよいか分からなくなる竹雄の気持ちも分かりますよね。
竹雄に同情してしまった視聴者の方も多いのではないでしょうか。
それでも、勇気を出して、綾に告白し、万太郎と共に旅立つことを選んだ竹雄。
人は迷ったとき、最も困難な道を選ぶべしといわれますが、竹雄もその選択をしました。
でも、普通に考えて万太郎は一人じゃ無理だと思います、
それにしても、劇伴の音楽も素晴らしいですね。
チェロの深い音色やきらびやかなピアノの音色、リズミカルな打楽器、ソロギターのメロディ、壮大なオーケストラと。
目立ちすぎず、そのシーンの会話や風景を際立たせていて、阿部海太郎さん、さすがだなぁと思ってしまいます。
今回の、綾と竹雄のシーンの音楽も、素敵でした。
そして、今回は、あいみょんの主題歌が最後に流れ、それに続き予告が流れましたね。
「これからのらんまん」と題しての予告だったので、6週の予告というわけではなかったのかも。
高知編⇒東京編 ということでの予告放送だったのでしょうね。
とにかく最高に1週間だった第5週。
来週からはまた気持ち新たに楽しめそうです。
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