2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第26話(第6週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第6週のテーマは「ドクダミ」です。
らんまん第26話のあらすじとネタバレ
東京に着いた万太郎と竹雄は、まず博物館の野田(田辺誠一)や里中(いとうせいこう)に会いに行きます。
前に来た時は、竹雄は外で待っていましたが、今回は竹雄にも一緒に入るように万太郎が言います。
「峰屋を出た今、おまんはわしの相棒じゃき」
紹介状
野田と里中に再会した万太郎は、佐川で作ってきた標本をふたりに見せます。
野田は万太郎の標本を高く評価し、万太郎に東京大学植物学教室の田邊教授宛ての紹介状を書いてくれました。
万太郎の標本と東大の標本を照らし合わせれば新種かどうかを判定できるというのです。
そして、里中も万太郎と竹雄が作成した「土佐植物目録」について有意義だとほめてくれます。
「各地の”flora(植物相)”が明らかになれば全体のfloraも明らかになるからな!」
万太郎はお礼を言って出ていきました。
学友との再会
万太郎たちが次に訪れた先は、神田の西洋料理店でした。
そこで洋装の青年が万太郎たちを待っています。かつての学友・広瀬佑一郎です。
ふたりは再会を喜びました。
佑一郎は、東京に出たあと、北海道の札幌農学校に進んだと言います。
そこで土木工学を学び、昨年東京に戻り今は工部省で鉄道を通す仕事をしているとのこと。
佑一郎は万太郎たちのために下宿の手配をしてくれていました。
書生時代に暮らした叔父の家に住めるように話をまとめてくれていたのです。
しかし、万太郎が前もって送っていた大量の植物標本の荷物が問題になってしまいます。
書生部屋は狭く、佑一郎の叔母がきれい好きでもあることから、標本の荷物を部屋に入れることを拒否されてしまったのです。
万太郎は佑一郎の叔父の家に下宿することを諦め、ほかを当たることにします。
佑一郎にお礼を言い、東京大学の方向へと歩みだす万太郎と竹雄でした。
第27話に続く。
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らんまん第26話の感想
ついに東京編が始まりました!
オープニング主題歌の前奏も少しメロディが変わっていましたね。
博物館の野田先生と里中先生は相変わらずいい感じでしたが、今回は、あの学友・広瀬佑一郎くんと万太郎が再会。
佑一郎くんの男前っぷりに惚れ惚れしてしまいましたね。
竹雄に対しても「いつぞやは悪かった」と謝罪するところも、律儀な佑一郎くんっぽくてよかったです。
ともに同じ師から学び、自身は過酷な地で研鑽を積んできた佑一郎。
万太郎に下宿を世話したものの、標本の山がネックとなり下宿の話はなしになってしまいました。
万太郎の無邪気で素直な性格を認めるとともに、少し気を付けたほうが良いと忠告も。
わずかな時間の登場ではありましたが、佑一郎の誠実な人柄が十二分に感じられて、東京編スタート回を彩ってくれましたね。
広瀬佑一郎のモデルは、港湾工学の父として知られる土木工学者「廣井勇」さんといわれています。
この方も大変な功績を残した人物です。
⇒ らんまん佑一郎のモデルは廣井勇!牧野富太郎の学友で港湾工学の父
今後とも万太郎の力になってほしいです!
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