2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第59話(第12週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第12週のテーマは「マルバマンネングサ」です。
らんまん第59話のあらすじとネタバレ
万太郎と夫婦になる条件として百人一首の勝負を申し込んだタキ。
寿恵子もその気になり勝負に挑みます。
タキの体
タキと寿恵子の百人一首の勝負は中盤まで進みました。
勝負の最中でも寿恵子はタキの体調を気遣います。
そして、万太郎がタキの様子がやはり変だと気づき中断しました。
タキは苦しそうにしており、万太郎がタキの体を支えます。
タキは「大丈夫」と言って、語り始めました。
家を出ていった万太郎について、相手が誰であれ何も言うつもりはなかったというタキ。
それでも、寿恵子の人柄を知り、
「おまさんで、ホンマにうれしい!」
と伝えます。
そして頭を下げて挨拶をするのでした。
「どうか末永う、よろしゅうお頼申します」
竹雄の告白
その夜、峰屋では甑倒しの宴会が開かれました。
店の者たちが酒を飲み、万太郎と寿恵子を祝福します。
そんな中、綾が静かに部屋を出て行くのに竹雄が気づき、追いかけていきます。
蔵の前で月を眺めながら、綾はこれからの峰屋のことを考えていました。
「この先は、一人っきりになる…」
峰屋を一人で守らなければならないことへの不安を竹雄に打ち明けた綾。
竹雄は深呼吸をして、東京で万太郎とは主従関係ではなく、対等の相棒となったことを報告しました。
そして、自分の思いの丈を綾に伝えます。
綾が「ただの酒が好きすぎる槙野綾さん」としたうえで、
「わしは、ただの槙野姉弟が好きすぎる井上竹雄じゃ。あなたのことが好きなただの男じゃ!
ほんじゃき、あなたを一人っきりにはせん!」
竹雄のまっすぐな気持ちを綾は染み入るように聞いていました。
「もうあんたを奉公人とは思わん」
とは言ったものの、綾は竹雄の気持ちにその場で答えることはせず、「酔いが冷めた」と言って、戻っていきました。
その晩、タキは寝床でみなの宴会の賑やかな声を聴きながら、ふじに
「明日、鉄寛先生を呼んで欲しい」
と頼むのでした。
第60話に続く。
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らんまん第59話の感想
井上竹雄の告白、素敵でしたね!
綾と、ようやく対等に向き合えた竹雄。思いを伝えられた竹雄。
そこに主従関係はなく、互いに尊敬の心が感じられてよかったです。
綾は綾で、ひとりの人間として認めてもらえた、そんな感じがしたのではないでしょうか?
自分が不安なとき、自分に自信がないとき、そんな自分でも大丈夫!と肯定してくれる人がいることで、かなりの安心感が得られると思います。
今日の時点では綾は、竹雄の気持ちにこたえることはありませんでした。
一世一代の告白をした竹雄ははしごを外された感じでしたが、それでも清々しい表情をしていましたね。
明日以降のふたりの展開も楽しみです。
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