2023年4月から放送開始のNHK朝ドラ「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第7話(第2週）のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第2週のテーマは「キンセイラン」です。
らんまん第7話のネタバレとあらすじ
寛太の前に竹刀を突き出したのは、武家の子、広瀬佑一郎でした。
そして、その背後には佑一郎の仲間もふたり控えています。
武家の子、佑一郎
「剣術の稽古じゃ、来い！」
そういわれた寛太は、医者の息子だから剣術の稽古は禁じられていると逃げます。
そして、佑一郎のターゲットは万太郎へ。
峰屋は名字帯刀を許されているため、お前はさぞかし強いだろうと、万太郎に稽古を挑みます。
竹雄が謝りながら割って入りますが、万太郎は覚悟を決め、竹刀を受け取りました。
竹刀の持ち方も分からない万太郎。
佑一郎は、そんな万太郎の手首を打ち、竹刀をたたき落としたのです。
謎の男の言葉
いじめられて震えが止まらない万太郎は、途中で帰ることにしました。
竹雄を連れて門の外に出ようとしたところ、再びモサモサ髪の男に水をかけられます。
なぜ帰るのか？と尋ねる男に、「勉学は必要ない、峰屋はタキのいうように、先祖代々受け継がれてきたことをやるだけだ」と答えます。
しかし男は意を唱えます。
「新しい時代が来たのに？今は世の変わり目。しきたりにとらわれずに、今こそ変わる時だ」と。
タキでは自分の意見を尋ねられても、答えられなかった万太郎。
男には「ほんなら、ここへ用もない、帰れ」
と言われ名教館をあとにしますが、まっすぐ峰屋に帰る気にはなれず、金峰神社に向かうのでした。
家に帰り、名教館には行かないという万太郎をタキが叱ります
「お前は確かに体が弱い。でも心まで弱いままじゃいかん！」
「名教館に行かんなら、飯抜きじゃ！」
帳面を手にする綾
タキが部屋に戻ると、綾が峰屋の帳面を読んでいました。
どうやって酒ができるのか興味を持ったのです。
タキは「女子が蔵に立ち入ってはいけない、帳面は万太郎のもの」と再度釘を刺しますが、家業に興味を持つことは良いことと、評価します。
「綾、この先も万太郎を支えてくれるかえ？」
綾はこの先も万太郎と峰屋を支えると誓いました。
その夜、飯抜きとなった万太郎のところに、綾が握り飯を持っていきます。
大喜びで、握り飯を頬張る万太郎。
綾はそんな万太郎に、峰屋にずっといたい気持ちを漏らします。
万太郎は、綾が蔵に入れないのはおかしいと主張。
そして、水をかけた男の言葉を思い出していました。
「しきたりにとらわれんと、今こそ、変わるときなんじゃ！」
スポンサーリンク
らんまん第7話の感想
本日のらんまん第7話も、見どころのたくさん詰まった濃厚な15分間でした。
まず、身を挺して主人を守る竹雄くん。
あざを心配する万太郎に、ちょっと面白かったと、気を遣わせないようにする優しさもかっこいいです。
そして、帳面を手にする綾を叱りつつも、綾の気持ちを理解したいと葛藤する様子が伺えるタキ。
女手ひとつで、酒屋を切り盛りしているタキには、それがどれほど大変なことか分かっている。
それでも、しきたり通りに峰屋を存続させることが、万太郎や綾にとって幸せなことだと信じたい。
力強い一方で人に対する温かさが感じられるからこそ、峰屋も続いているのでしょうね。
最後に、弟を支えたいという姉の思いと、姉の気持ちを尊重したい万太郎。
牧野富太郎さんは、実際は一人っ子だったとのことですが、支えてくれる人々が近くにいたのかもしれませんね。
⇒ 牧野富太郎に姉はいない！家族構成は？らんまん綾のモデルは従妹の猶？
こちらもCHECK
