2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第18週のあらすじ内容をまとめています。
第18週のテーマは「ヒメスミレ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第18週のネタバレとあらすじ
まずはらんまん第18週のネタバレポイントからみていきましょう。
らんまん第18週の放送日は、2023年7月31日 (月)〜8月4日(金)です。
第18週のネタバレポイント
最初に、らんまん第18週のネタバレポイントはこちら↓↓
- 大学の出入りが禁止
- ロシア行き
- 峰屋の危機
それではひとつずつ見ていきましょう
大学の出入りが禁じられる
世界でも稀少な食虫植物「ムジナモ」を発見した万太郎ですが、その論文を田邊教授に見せると、田邊教授は激怒します。
さらに、田邊教授は万太郎の大学への出入りを禁じ、土佐植物目録と500点もの標本すべてを大学に寄贈するように命令するのです。
万太郎は論文を修正し、再度田邊教授に見せ、考えなおしてくれるように懇願しますが、その願いは叶いません。
ロシアへ
大学へ行けなくなってしまった万太郎は、研究を続けられません。
途方に暮れる万太郎の元へ、ロシアのマキシモヴィッチ博士から手紙が届きました。
それは、万太郎が完成させたムジナモの論文を高く評価する内容でした。
万太郎は、ロシアのマキシモヴィッチ博士の元で研究を続けようと、ロシア行きを決意しました。
寿恵子と園子も連れていくことにします。
峰屋の危機
万太郎がロシア行きを計画していた頃、高知・佐川の峰屋も苦しい状況に陥っていました。
綾と竹雄が窮地に立たされていたのです。
第19週に続きます。
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らんまん第18週のあらすじ考察
ムジナモを発見し、論文を書いて発表するという大きな仕事を成し遂げた万太郎ですが、らんまん第18週は万太郎が苦難を抱える展開となりそうです。
万太郎が書いた論文の何が、田邊教授を怒らせたのか?
そこまでは現時点(第17週放送前)ではわかりませんが、大学を出禁になるとは相当のことなのでしょうか?
らんまんでは、万太郎が大学にいるときに、ムジナモが開花し、万太郎の植物画と論文が完成することになっていますが、史実では少し異なるようです。
牧野富太郎氏がムジナモを発見したすぐあとに、教授から出入り禁止を言い渡されます。
前に書いたように、明治二十三年五月十一日にこのムジナモが発見せられた直後、私はこの植物のもつとも精密な図を作らんと企てた時に当つて、不幸にして私にとつては甚だ悲しむべき事件が、私と矢田部教授との間に起つた。
その時分、私は「日本植物志図篇」と題する書物を続刊していたが、にわかに矢田部氏が私とほぼ同様な書物を出すことを計画し、私は完然植物学教室の出入りを禁じられてしまつた。引用:ムジナモ発見物語
牧野富太郎氏は、かねてより「日本植物志図篇」をロシアのマキシモヴィッチ博士に送っていました。
そして、その返事とお礼をくれた博士に頼ろうと、ロシア行きを計画したのです。
しかし、牧野富太郎氏の思った通りにはなりませんでした。
この続きは、また次回の予習編でご紹介したいと思います。
さて、らんまん第18週のテーマは「ヒメスミレ」
こちらも名付け親は牧野富太郎博士です。
スミレによく似た小型のスミレです。
スミレ同様の濃い紫色で、花の大きさは直径1~1.5センチ。
道端などの日当たりのよい場所を好みます。
牧野富太郎氏がこの花に「ヒメスミレ」と名付けたのは1892年。
この年は、牧野富太郎氏がムジナモを発表した年でもありますが、ほかにも
- 実家の酒屋・岸屋の経営が立ち行かなくなる
- 最初の妻・猶さんと離縁する
- 長女の園子が他界
など、いろいろと大きな出来事や悲しい出来事が起こる頃でもあるんですよね。
らんまんでは、どこまで史実と合致させるのか、オリジナルの展開を入れるのかによりますが、18週はちょっと覚悟して視聴する必要がありそうです。
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