2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第97話(第20週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第20週のテーマは「キレンゲショウマ」です。
らんまん第97話のあらすじとネタバレ
槙野家にやってきたのは、借金取りの磯部でした。
実は、万太郎は研究のためにお金を費やしており、借金が膨れ上がっていたのです。
「日本植物学雑誌」と「大日本植物図解の続編」を持ってきた波多野と藤丸、そして万太郎は、借金取り・磯部の相手を寿恵子に任せて、別の場所で息をひそめます。
寿恵子は磯部を相手に、言葉巧みに戦います。
「万太郎は偉大な植物学者。今、作成している図譜には珍しい植物が掲載される」
と豪語し、さらに、部数が増えれば、磯部の名前を謝辞に刻むと謳います。
寿恵子に乗せられた磯部は、すっかり気分を良くし、さらに追加の200円を貸して笑いながら帰っていくのでした。
第98話に続く。
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らんまん第97話のあらすじ解説と感想
らんまん第97話は、万太郎の家に借金取りがやってきたところから始まりましたね。
そして寿恵子のスーパーウーマンぶりが発揮される展開となりました。
寿恵子の話術に引き込まれていく借金取り。
しまいには万太郎と寿恵子に同情し、さらにお金を貸してくれるという見事な展開に終わりました。
ちょっと史実についてもチェックしてみましょう。
らんまんと同様に、牧野富太郎氏は、研究に使用するため、膨大な借金を抱えていました。
全国から鑑定を求めて標本が送られると、牧野富太郎氏は、鑑定料を取るどころか、高価な資料を買ってまで調べるので借金は膨らむ一方。
当然家には借金取りが来ますが、その対応をするのは奥さんの寿衛さん。
借金取りがやってくると、二階の窓に赤い旗を掲げて、富太郎に合図を送っていたといいます。
借金取りの中には、怒って居座る人もいましたが、寿衛は、まず相手の話をよく聞き、落ち着かせる。
そしてその後に、富太郎が、いかに世の中に役に立つ研究をしているか、人生をかけて努力していることを丁寧に話しました。
寿衛の話をきいた借金取りたちは、「そんなにすごい先生でしたか」と返済を待ってくれたとのことです。
まさにこのらんまん第97話のような感じだったのですね。
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