2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第15週のあらすじ内容をまとめています。
第15週のテーマは「ヤマトグサ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第15週のネタバレとあらすじ
まずはらんまん第15週のネタバレポイントからみていきましょう。
らんまん第15週の放送日は、2023年7月10日 〜 7月14日です。
第15週のネタバレポイント
- 植物図鑑の発刊
- 大窪との共同研究
ではひとつずつみていきましょう。
図鑑の発刊
この頃、万太郎は頭を悩ませ、考え続けていました。
「新種の植物を自ら発表したい」
小学校中退の万太郎は、正式な教育を受けていません。
そんな自分が新種の植物を発表する機会を手に入れる方法はあるだろうか…?
そこで万太郎は思いつきます。
「自分の力で図鑑を発刊し、多くの人に植物学者として認められるしかない」
大窪との共同研究
植物図鑑の発刊を決めた万太郎は、昼は大学で研究作業して、夜は大畑印刷所に通うという生活を再び始めました。
そんな万太郎の決意を知った寿恵子もまた、思いがけない行動に出ます。
ある日、十徳長屋に訪ねてきた大窪が訪ねてきます。
大窪の用件は、万太郎が高知で採集した植物について、「共同研究をしないか?」と提案するものでした。
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らんまん第15週のあらすじ考察
らんまん15週では、植物図鑑をつくることを決める万太郎。
大畑印刷所に再び通うことになるということで、あの愉快な印刷所の面々が登場すると思うと、とてもうれしいですね。
万太郎の発刊する図鑑は、牧野富太郎氏が自費で出版した「日本植物志図篇」のことでしょう。
当時の研究者たちは、図の正確さに驚愕したといわれています。
そして、らんまん第15週のテーマでもある「ヤマトグサ」。
これは牧野富太郎氏が発表した植物ですね。
日本の植物に日本人が名前をつけ、日本の学会誌で発表された初めての例。
学名は、「Theligonum japonica Okubo et Makino」です。
バラや紫陽花が盛りになると、春の花は忘れられていきます#ヤマトグサ pic.twitter.com/ErkrhwL8Id
— kima_kara (@kara_kima) June 14, 2023
とても珍しい植物で、ヤマトグサの仲間は世界でも数種類しかないとのこと。
ハコベに似ていますが、とても変わった花をつけます。
牧野富太郎氏は、自身の自叙伝で、ヤマトグサの発見について次のように述べています。
明治十七年に私ははじめてヤマトグサを土佐で採集したが、その翌年に渡辺という人がその花を送ってくれたので、私は大学の大久保君と共に研究し学名を附し発表した。これによってはじめて日本にヤマトグサ科という新しい科名を見るに至った。この属のものは世界に於てただ三種、すなわち欧洲に一、支那に一、わが国に一という珍草である。
引用:牧野富太郎自叙伝
おそらく、らんまん第15週では大窪さんと協力して、ヤマトグサを発表するという展開に至るのでしょう。
大窪さんと協力しあえてよかったと思う反面、田邊教授の動向も気になりますね。
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