2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第25週のあらすじ内容をまとめています。
第25週のテーマは「ムラサキカタバミ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第25週のネタバレとあらすじ
まずは、らんまん第25週のネタバレポイントからみていきましょう。
らんまん第25週の放送日は、2023年9月18日 (月)〜9月22日(金)です。
第25週のネタバレポイント
らんまん第25週のネタバレポイントはこちら↓↓
- 大学を辞める万太郎
- 関東大震災と寿恵子の決断
大学を辞める万太郎
東京大学植物学教室で助手として働いていた万太郎ですが、大学を辞める決心をします。
理由は、「自分の信じる植物学を貫き通すため」
再び自由の身となった万太郎は自分の研究と植物学雑誌や図鑑の発刊に集中することになります。
関東大震災と寿恵子の決断
年月が経った大正12年(1923年)。
関東大震災が起き、東京の下町が火災の炎で焼き尽くされます。
万太郎は、自分が持てるだけの標本を抱えて、寿恵子の渋谷の店に避難しましたが、すべての植物標本を震災の火事から守ることはできませんでした。
標本を失い、焼き尽くされた町を見て落ち込む万太郎。
そんな万太郎を勇気づけたのは、下町の路上に咲くムラサキカタバミの花々でした。
そして、関東大震災を機に、寿恵子は大きな決断をします。
第26週に続きます。
らんまん第25週のあらすじ詳細
らんまん25週の1話ごとのあらすじはこちらからチェックください。
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らんまん第25週のあらすじ考察
残り2週にして雲行きが怪しくなってきました。
大学を辞めてしまった万太郎。
第24週で若き資産家から資金援助をしてもらえるようになったことも大きいのでしょうか?
やはり最後まで我が道を行くという、万太郎スタイルが貫かれているようにも感じますが…。
寿衛夫人の壮大な夢
大正12年に起きた関東大震災がらんまん第25週でも描かれます。
史実では、標本は無事だったものの、当時牧野富太郎氏が制作していた植物研究雑誌がほぼ全て消失しまったとのこと。
震災後、富太郎夫人の寿衛さんは、牧野富太郎氏に語ったそうです。
都会は人家が密集しているために一度火災が起これば規模が大きく、貴重な標本や文献がいつ灰燼に帰すかもわからない。
そのため、東京郊外の田舎の雑木林のまん中に一軒家を建て、さらに将来は家宅の隣に植物標本館を建て、ゆくゆくは近くに大きな植物園を創りたい、と。
事実として、寿衛さんは経営していたお店を売却し、家を購入しました。
そして、この土地は現在牧野記念庭園として多くの人々に親しまれています。
この庭園が寿衛さんの夢だったのかと思うと、なんだか感慨深いものがありますね。
ムラサキカタバミ
大震災で焼け野原となった東京の町を見て呆然とする万太郎に、再び立ち上がる勇気を与えるムラサキカタバミの花。
花言葉は、「輝く心、喜び」です。
江戸時代末期に園芸用として日本に持ち込まれた南米原産の植物で、関東以西に多く分布しています。
自ら研究の場を去り、震災で大切なものを失った万太郎。
そんな逆境の中で、万太郎以上に強く生きようとしたのは、もしかしたら寿恵子なのかもしれませんね。
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