2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第119話(第24週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第24週のテーマは「ツチトリモチ」です。
らんまん第119話のあらすじとネタバレ
南方熊楠は、国が推し進める神社合祀令に反対していました。
徳永教授は万太郎に、「熊楠に深入りするな」とくぎを刺します。
今、大切なのは満州。大陸の植物調査の予算を守るために、国にたてつくことは許されないのです。
目立ってはならない
それでも万太郎は、現状を知るために、植物採集に熊野に行きたいと申し出ました。
しかし、徳永は「大学に問い合わせがあった」と、万太郎の妻・寿恵子が渋谷で水商売をしていると批判する手紙をみせたのです。
「だからもう目立つな!」
徳永はこれ以上はかばえないと、万太郎の行動を抑えたのでした。
再会
そんな頃、寿恵子の店に早川逸馬がやってきます。
逸馬は寿恵子と話すうちに、万太郎が寿恵子の夫であることを知ります。
逸馬を長屋に連れていった寿恵子。
万太郎は逸馬の姿を見て驚き、ふたりは抱き合って再会を喜びます。
「あの時、逸馬さんが守ってくださらんかったら、今のわしはありません。」
かつて、逸馬に助けられたことに、改めて礼を伝えます。
逸馬も、これまで万太郎が隣にいたら…と思うことがあったが、これでよかったのだと、自分の半生を振り返ります。
そして、大学の身分に助けられながらも縛られていることに悩む万太郎に伝えました。
「身分は大事か?わしは、信用したがじゃ。たとえ、おまんが誰じゃち…。その目だけで十分じゃったき。」
その後、逸馬は、万太郎に資産家の青年・永守徹を紹介したのでした。
第120話に続く。
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らんまん第119話のあらすじ解説と感想
南方熊楠が提示する問題と、懐かしい人物との再会が描かれるたらんまん第119話。
南方熊楠が大学へ訴えた内容は、神社合祀令に反対するものだと思われます。
実際に、南方熊楠さんは、帝国大学理学部植物学科教授の松村任三氏に2通の書簡を送り、神社合祀が貴重な自然植生を破壊していることを訴えました。
そして植物学の権威である松村氏に助力を求めたのです。
らんまんでは、徳永教授は、万太郎に深入りするなと行動を制しましたね。
何かしたいけれど、大学の助手という身分が邪魔をして動けない万太郎のもどかしさに心が痛みました。
さて、そんな万太郎のところに現れたのが、あの早川逸馬。
とんでもなく、うれしい。
実は、早川逸馬さん、視聴者からの再登場を希望する声を受けて、脚本家の長田育恵氏が、再登場する展開にしたそうなんです。
「逸馬さんは、いずれ何らかの形で、その後も関わるかもしれないなとは思っていたのですが、いなくなったあとで、逸馬さんが生きているのか、また出てくるのかを知りたいという声がとても多かったんです。それで、ちゃんと生存を確認していただこうという気持ちが働きました」
引用:マイナビニュース
早川逸馬さんが、咳き込んでいるのがちょっと気になったのですが…。
今回も、迷っていた万太郎の背中を押してくれることになりそうで、うれしいですね。
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