2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第19話(第4週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第4週のテーマは「ササユリ」です。
らんまん第19話のあらすじとネタバレ
ひょんなことから、自由民権運動の集会の壇上にあがり、演説をしてしまった万太郎。
「声明社」のリーダー・早川逸馬は万太郎を気に入り、仲間にならないかと誘います。
万太郎の方も、「自由」とは何かを知りたいという気持ちが湧きあがり、早川の話を聞きたいと思いました。
声明社
万太郎は綾と竹雄を残し、早川逸馬が率いる「声明社」に向かいます。
声明社は、血気盛んな者から、演説の練習をしている者など熱気にあふれていました。
早川逸馬は自由について次のように語りました。
「例えば、志と才がある者やったら、氏素性に関わらんと家柄や国も飛び越えて臨むものになれる」
「そんなのはおとぎ話だ」という万太郎に、逸馬は、実際にそれを自分の目で見てきた人がいるといいます。
語り合う中で万太郎を気に入った逸馬は、その人に特別に会わせちゃろうと、万太郎を強引に外に連れていきます。
綾の気持ち
一方の綾と竹雄は宿に向かいます。
道の途中で、綾は竹雄に幸吉の村に行ったことを打ち明けました。
幸吉にとっては、村が自分たちの居場所で、峰屋はただの働く場所に過ぎない。
「自分が酒を造りたいばっかりに、あの人を欲しがった。なんて強欲ながじゃろう」
泣いてしまう綾の姿が人から見えないように竹雄が体で遮ります。
生きていたら欲がでるのは当たり前、と励ます竹雄。
「綾さまの欲は前に向かうための力じゃ。」
綾を慕っているという気持ちがこぼれ出そうになりますが、竹雄はこらえました。
そんな竹雄に綾は笑顔を見せ、
「いつも褒めてくれる。奉公人のかがみやねぇ」
とからかうのでした。
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中濱万次郎との出会い
逸馬が万太郎を連れて行った先は、「中濱万次郎」という人物の屋敷でした。
元は旧幕府のご直参と聞いて万太郎は驚きます。
万太郎は、おどおどしながらも、中濱万次郎に「自由」という言葉にすがりたち気持ちを正直に話します。
すると、中濱万次郎は「自由」を憎んでいるという。
意味が分からず万太郎が戸惑っていると、中濱は別の部屋を案内します。
そこには、「John Mung Japanese」と記された署名があり、万太郎はハッとしました。
中濱は、万太郎も書物で読み知っている「ジョン・マン」だったのです。
第20話に続きます。
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らんまん第19話の感想
声明社で自由について問う万太郎と、竹雄と綾の語らいが描かれたらんまん第19話。
綾が幸吉のことを竹雄に素直に話すということは、まだ竹雄の気持ちには微塵も気づいていないということなのでしょうか?
恋心と「お酒を造りたい」という打算的な心情を告白し、自らを強欲と認めた綾。
この方は、本当に自分にも人にも正直なのだなと感じました。
本当に打算的な恋心だったかどうかは、本人にしか分からないところですが、それでも大人の女性として一歩前に進めたのだと思います。
さて、万太郎とジョン・マンとの出会いも描かれましたが、本題は明日がメインのようですね。
ジョン・マンが自由を憎んだ理由、気になります。
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