2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第29話(第6週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第6週のテーマは「ドクダミ」です。
らんまん第29話のあらすじとネタバレ
十徳長屋に空きがあることを知り、住まわせてもらうことを決めた万太郎と竹雄。
差配人のりんや住人たちに手伝ってもらい、部屋に荷物を運び入れました。
十徳長屋の住人たち
昼食の間にりんが、長屋の住人たちを万太郎と竹雄に紹介します。
- 堀井丈之助 ー留年中の東大3年生
- 宇佐美ゆう ー独り身で小料理屋に努めている
- 及川福治 ー棒手振りで、娘・小春と暮らしている
- 牛久亭久兵衛ー噺家で皆に師匠と呼ばれる
万太郎がなぜ長屋に来たのか興味津々の住人たち。
しかし話をきいて、東大で研究したいと言いつつも、学歴が小学校中退だと知った万太郎にあきれ顔になりました。
しかも豪商の息子なのに、家を捨てて出てきたことを知ると、がっかりします。
長屋の住人は、金持ちの万太郎に親切にして、何らかの見返りを期待していたようです。
万太郎はもうひとつ頼みがあるといって、ドクダミから薬を作るのを手伝ってもらいます。
ドクダミを洗って乾かし、酒に漬け込むと薬ができると言って、みんなで作業を行うのでした。
「雑草ゆう草はない」
倉木が家に帰ってきたことを知った万太郎は竹雄とともに、倉木のもとを訪れます。
標本を返してもらったお礼のお金を渡すためです。
妻のえいは、きっぱりと受け取りを拒否しました。
しかし万太郎は、倉木が返してくれた標本は自分にとって金には替えられない大切なものだからと、お礼を渡そうとします。
倉木はイライラした様子で
「雑草だろう!?なぜ雑草に金を払う?」
と万太郎に言うと、万太郎は、
「雑草ゆう草はないき!必ず名がある!」
「草花に値打ちがないらあ、他人が決めつけるな」
と、草花の価値について語り、お金をおいて出ていくのでした。
第30話に続く。
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らんまん第29話の感想
愉快な住人達と、何やら闇深い印象の倉木との会話が描かれたらんまん第29話。
十徳長屋の住人の皆さんは、万太郎がお金持ちだと思って引っ越しを手伝うなど親切にします。
しかし、勘当同然で出てきたことを知ると、手のひらを返したように態度が変わる、という少しコメディタッチな前半と、
心を閉ざした倉木との対峙ということで、
昨日の放送に引き続き、うまくバランスの取れた構成になっているなぁと毎回勝手に感心しています。
万太郎は素直で、人懐っこく、だから周りの人も笑顔になるし、ついつい言うことをきいてしまう。
一方で、そんな万太郎が眩しすぎて、近くにいてほしくないと感じる人がいるのかも。
これから長屋の住人各々のストーリーも組み込まれていくのでしょうか?
そちらも楽しみですね。
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