2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第50話(第10週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第10週のテーマは「ノアザミ」です。
らんまん第50話のあらすじとネタバレ
ついに、石版印刷の技術を教わる万太郎。
工員の岩下の許しを得て、万太郎が初めて石版に絵を描きます。
初めての石版印刷
万太郎が初めて石版印刷にトライしているところへ、大畑も様子を見に来ます。
筆を動かしながら、これまでの印刷職人の歩みや印刷技術の未来などを語らいます。
そして、万太郎の絵ができ上がり、印刷機にセットしてプレスするとヒルムシロの絵が印刷されました。
それは決して完璧な仕上がりではありませんでしたが、万太郎は感激します。
「刷れた!わしにも刷れた!」
大畑と岩下は万太郎の絵を見ながら、確かに本物を知っている者が描かないと画にはならないと、納得するのでした。
レッスンの帰り道
寿恵子のダンスレッスンは順調で、発足式に間に合うレベルに上達していました。
練習後、高藤家の馬車で家へ送られる寿恵子ですが、御者の道行く人への乱暴な物言いが気になります。
「もう少しゆっくり走れませんか?」
寿恵子の提案は受け入れられず、また御者の怒鳴り声がします。
その相手は、しゃがみ込んで道端のノアザミに話しかけている万太郎でした。
寿恵子は思わず身を隠してしまいます。
第51話に続く。
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らんまん第50話の感想
とうとう、万太郎が石版に絵を描きましたね。
もちろん初めてですし、納得のいく出来ではありません。
しかし「へったくそじゃのう。」と言って、満足げに笑いながら印刷物を見る万太郎の表情が印象的でしたね。
新しい技術が出てくることで、それまで技術を操ってきた者が消えてなくなるように思う。
しかし、万太郎は消えてなくなるのではなく、新しい場所に根付いて芽吹いていくと表現しました。
場所を変えて、形を変えて、継承し続ける、まさに植物学者の言葉だなと思いました。
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