2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第8話(第2週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第2週のテーマは「キンセイラン」です。
らんまん第8話のネタバレとあらすじ
名教館でいじめられてしまった万太郎ですが、勇気を出して名教館に向かいます。
問の前で、竹雄に
「お前は帰っちょってくれんか?一人で行く」
と門をくぐります。
本草綱目
とは言いつつ足がすくみ、中庭に向かってしまった万太郎。
金峰神社で見た植物を見つけて、話しかけました。
「おまんみたいに、踏まれるたんび強うなれたらのう…」
と、その時、
「秘密は茎やね」
と声がします。
なんと、昨日水まきをしていた男が同じように腹ばいになっているではありませんか。
話してみると、この男は植物について様々なことを知っていて、植物の不思議な生態について教えてくれます。
男は、一度去って行き、今度は分厚い本を持って戻ってきました。
「本草綱目」
たくさんの草花の名前が書かれた本です。
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男の正体
「本草綱目を読めるようになりたい!」と教室に入っていく万太郎。
席につけと注意した古沢は、万太郎のあとから入ってきた男をみて「蘭光先生。」といいます。
モサモサ髪の男の正体は、学頭の池田蘭光だったのです。
「本が読みたいなら文字がわからんと話にならん」
この日から、万太郎は勉学に励むようになります。
万太郎は、こうして、初めて学ぶ楽しさを知るのでした。
懐中時計
万太郎は自室に名教館から借りた書物を広げ、植物の絵を写しています。
番頭の市蔵を呼びつけ、名教館から借りた本を返して、続きを借りてきて欲しいと頼みます。
市蔵は、万太郎の手元をのぞき込み、万太郎の緻密な絵を見ながら、「面白いですか?」と不思議そうに尋ねます。
面白い!と答えた万太郎は、市蔵の手にある懐中時計に気づきました。
万太郎は「貸して!」と市蔵を見つめ、市蔵から懐中時計を受け取ります。
塚田との別れ
タキのところには、深尾家の家臣、塚田昭徳が訪れ、将棋を指すのも今日が最後と言います。
理由を尋ねると、お殿様が東京に移ることになり、塚田もお役御免ということになったようです。
時代の変化を感じ、ぼーっと庭を見つめるタキのところに、市蔵とバタバタとやってきました。
聞くと、万太郎が何かしでかした様子。
万太郎の部屋にいくと、市蔵の懐中時計は、バラバラに分解されています。
そして、その部品の一つ一つを万太郎が描写していたのです。
あっけにとられるタキでした。
第9話に続く。
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らんまん第8話の感想
勉学の楽しさを知る万太郎。目がキラキラと輝いていて、とても頼もしく感じましたね。
水をかけた男は、万太郎の恩師となる池田蘭光でした。
ともに漢詩や英語を学ぶ万太郎。
名教館から借りた本のすべてを写すとは、市蔵もびっくりしてしまいますよね。
今回は、しっかり者の番頭、市蔵がちょっと面白いキャラだということもわかりましたね。
万太郎のモデル・牧野富太郎が、番頭さんの懐中時計に興味を持ち、分解して困らせたという逸話は有名です。
佐川町にある牧野富太郎ふるさと館(富太郎の生家)では、富太郎幼少期の部屋が再現されていますが、
その中の一つに分解された懐中時計が展示されているそうですよ。
⇒ 牧野富太郎の生家は酒蔵「岸屋」!現在は?らんまん峰屋のモデルを調査!
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