2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第96話(第20週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第20週のテーマは「キレンゲショウマ」です。
らんまん第96話のあらすじとネタバレ
虎鉄との出会いをきっかけに、万太郎は、土佐の小学校教師らと手紙のやりとりをするようになります。
標本が届いたり、質問に答えたりと。
丈之助の提案
そんな様子をみていた丈之助が、「面白いね」と言ってやってきます。
丈之助は、餞別だと言って1枚の紙を渡しました。
新聞に掲載してみたらどうか?という提案です。
「標本を送ってくれたなら、草花の名前教えます。」
新聞を利用して、標本を集めたら良いというのです。
万太郎は喜び、さっそく試してみることにしました。
それぞれの旅立ち
丈之助、倉木家、福治とゆう、小春はそれぞれ、長屋を出ていきます。
それから3年。
万太郎は、丈之助が住んでいた部屋を借り、全国から送られてきた標本の置き場所にしています。
寿恵子は幼い子供を2人抱え、さらに新しい命を授かります。
そんな中、波多野と藤丸が万太郎を訪ねてきました。
万太郎に、田邊教授が出版した植物図解の書籍を持ってきたのです。
ふたりの話では、田邊教授はお茶の水高等女学校のほかにも校長の任を掛け持ちし、忙しくしているようです。
また、藤丸は日本で初めて「変形菌」の論文を発表したと報告。
こんなふうに、再会を喜ぶ3人でしたが、長屋に万太郎を訪ねて、こわもての男がやってきます。
借金取りが来たのです。
第97話に続く。
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らんまん第96話のあらすじ解説と感想
先々週にはつらい悲しみ、先週はロシア行きがダメになるなど、万太郎の試練は続いてはいますが、少し展開が明るくなってきましたね。
らんまん第96話は、万太郎が全国から標本集めができるようになり、長屋の住人たちは巣立っていき、寿恵子も子宝に恵まれて、と盛りだくさんな内容。
丈之助はいつも突飛で面白い提案をしますね。
標本を送ってもらう代わりに、万太郎の知識を生かして草花の名前を教えるというもの。
自分が足を運ばなくても標本を採取でき、しかも全国に植物愛好家の仲間が増えるというメリットしかない提案。
デメリットがあるとすれば、標本の置き場所が必要になるということでしょうか?
史実、牧野富太郎氏も亡くなる直前まで、沖縄県を除くすべての都道府県で多くの植物を採集しました。それでも集めきれない植物を求めて、全国の植物愛好家に送るよう呼びかけています。
「日々の暮らしにも困るほど貧乏で、植物採集の費用がないので、植物標本を送ってほしい」
こうして集めた標本はおよそ40万枚。
想像もつきませんが、膨大な量ですよね。
らんまんでは、長屋の住人が空けた部屋を標本の置き場所にするということになったのですね。
丈之助はじめ、倉木夫妻や福治、ゆうが長屋からいなくなるのはちょっと寂しい気がしますが、また再登場を願いたいです。
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