2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第49話(第10週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第10週のテーマは「ノアザミ」です。
らんまん第49話のあらすじとネタバレ
万太郎が印刷所に通うようになって3週間。
服はインクの染みだらけになっていましたが、万太郎の心は晴れていました。
大学に向かう途中、道端に咲くノアザミを見つけ、いつものように話しかけています。
寿恵子が大学に
ダンスの練習による筋肉痛で苦しんでいる寿恵子は、万太郎が会いに来てくれないことに悶々としていました。
そんな寿恵子を見て、まつは奥の手を伝授します。
「男の人のために、あんたがいるんじゃないの。あんたはあんた自身のためにここにいるの。だから、いつだって、自分の機嫌は自分で取ること」
寿恵子は勇気を出して、とうとう、万太郎の大学を訪れました。
すれ違い
大学で、万太郎がほかの学生たちと楽しそうにしているところをみた寿恵子は深く傷つきます。
自分のことを忘れてはしゃいでいると勘違いしたのです。
しかし実際は、万太郎は、会誌の目次が完成したことを喜んでいただけ。
少しでも早く雑誌を仕上げ、寿恵子を迎えに行こうと決めていたのです。
万太郎は自分と会わなくても平気なのだ、と感じた寿恵子は、帰宅し、まつに伝えます。
「私やめる。槙野さん、待つのやめる。」
石版印刷を教わる
毎日大学の後に印刷所に通い、仕事に励む万太郎は、見習いとしての仕事も石版の研磨の技術も習得しました。
大畑には信頼されるようになり、工員たちにも溶け込んでいます。
「うちでずーっと働けよ!」
という大畑に、
「ありがとうございます!遠慮いたします!」
と、万太郎は笑顔で答えます。
印刷の終わった石版をなでながら、岩下が描いた筆跡の技術を感じ取ろうとする万太郎に、岩下が声をかけます。
岩下は浮世絵における自分の技術習得の経緯を語り、猫の絵は褒められたと懐かしみます。
「見てみるか?新入り。他の仕事が済んでいるなら。」
万太郎はついに石版印刷を教わることになったのです。
第50話に続く。
らんまん第49話の感想
会いに来てくれない万太郎に悶々とする寿恵子。
そんな寿恵子に語った、母・まつの言葉が印象的だったらんまん第49話でしたね。
「自分の機嫌は自分でとる」
男の人に振り回されないようにする秘訣でしたが、現代においても恋愛だけでなくすべてのことに通ずる名言ではないでしょうか?
寿恵子が大学に行ったタイミングはちょっと悪かったかな。
この時代においては、高藤さんの妾になる選択も寿恵子にとっては決して悪い話ではないわけで、そのことも踏まえ、寿恵子は自分の軸で選択する権利があります。
母・まつのように、妾として旦那様に尽くす。それが自分のやりたいことなら素晴らしい人生なのかもしれません。
さて、ようやく声がきけた岩下さん。
国芳一門で技術を磨き、本人は一介の彫師に過ぎないと謙遜しましたが、猫が褒められたということは、一流の彫師さんですね。
万太郎がとうとう岩下さんから技術を教わる。
わくわくしますね!
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