2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第16話(第4週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第4週のテーマは「ササユリ」です。
らんまん第16話のあらすじとネタバレ
東京から高知に帰ってきた万太郎。
その道すがら自由について演説をする男(宮野真守)を見かけます。
男は、政治結社「声明社」のリーダーでした。
この頃、高知では国民の自由と権利を獲得するための自由民権運動が行われていたのです。
博覧会の報告
帰宅した万太郎は峰屋の面々に博覧会の報告をします。
「これから は 日本中が 峰屋の客じゃ。皆の衆、ますます気張って参りましょう。」
当主らしく立派な挨拶に、綾や市蔵たちも安堵、タキも満足げです。
万太郎はタキにお土産の品物を渡します。
タキは、万太郎の上京の真の目的を知っていたので、尋ねました。
「草の方はどうじゃったがじゃ?」
万太郎は、博物館を訪ねたことを報告し、同時に植物の研究をやめるとタキに伝えたのです。
万太郎の本心
万太郎の部屋には、東京で購入した本や梱包された顕微鏡が積んでありました。
顕微鏡の包みを広げ、眺めていた万太郎ですが、箱で梱包し直し、部屋の隅に追いやります。
涙をこらえ、植物学への未練を断ち切り、万太郎は峰屋の仕事に励むようになったのでした。
呉服屋の松屋からは、娘を万太郎に嫁がせたいと、縁談の話も舞い込みます。
万太郎が当主として成長することは峰屋にとって良いことでした。
しかし、万太郎の本心に気づいていた竹雄は、そんな万太郎を心配していました。
そして、竹雄はタキの部屋を訪れます。
「若旦那のことで、お話が…。」
第17話に続きます。
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らんまん第16話の感想
本日4月24日は朝ドラ「らんまん」のモデル、牧野富太郎博士の誕生日ですね。
この日にらんまんで放送されたのは、万太郎が植物学への未練を断ち切ろうとする姿とそんな万太郎を心配する竹雄の姿でした。
万太郎がタキに、植物学はもうやめるときっぱりと言い、東京で買い求めた顕微鏡などをしまうところは、なんだか見ていてつらかったですね。
この時代、自分のやりたいことをじっくり考えることすらもままならない人が多い中、小さい頃から欲しいものを買い与えられ、監視の目はあるものの、好きなように生きてこられた万太郎は、恵まれていたと思います。
それでもどんな境遇であれ、思いの強さは関係ないですものね。
自分の気持ちを押し込めようとした万太郎が、どんな風に、自分の道を進んでいくのか、
キーパーソンとなる人物がすでに登場していましたね。
自由民権運動家の早川逸馬。
明日以降、どんな風にからんでくるのか、今週の見どころとなりそうです。
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