2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第22週のあらすじ内容をまとめています。
第22週のテーマは「オーギョーチ」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第22週のネタバレとあらすじ
まずは、らんまん第22週のネタバレポイントからみていきましょう。
らんまん第22週の放送日は、2023年8月28日 (月)〜9月1日(金)です。
第22週のネタバレポイント
最初に、らんまん第22週のネタバレポイントはこちら↓↓
- 大学に戻った万太郎
- 寿恵子の活躍
- 憧れの植物学者との出会い
大学に戻った万太郎
留学から戻り、田邊のあとに植物学教室の教授になっていた徳永より、万太郎に連絡が入ります。
万太郎を植物学教室の助手として迎えたいという内容でした。
万太郎は月15円の給料をもらい、植物学教室の助手として働くことになります。
万太郎が植物学教室を訪れるのは7年ぶりのことでした。
植物学教室の標本を充実させることだけに注力するように。
徳永は万太郎に命令します。
その頃、植物学教室で徳永と大窪が力を入れていたのは、万太郎にとっては馴染みのない世界。
すなわち、顕微鏡の奥にある世界、肉眼では目にすることができない世界でした。
お前の研究はすでに古いものだ。
大窪からそう言われ、万太郎は戸惑ってしまいます。
スポンサーリンク
寿恵子の活躍
一方、寿恵子はみえの料亭「巳佐登」の中居として活躍していました。
「巳佐登」は岩崎弥之助らの得意客が訪れ、いつもにぎわっています。
そして、寿恵子の働きぶりはみえからも評価されます。
「巳佐登」の得意客の中には博物館の里中もおり、里中や岩崎の計らいで、万太郎を学術研究員として台湾に出張させるという話が持ち上がります。
台湾出張
ある日、里中が陸軍大佐の恩田を連れて植物学教室を訪れました。
万太郎に正式に台湾出張の命令が下ったのです。
決定を受けて、徳永教授は万太郎に伝えます。
常に帝国大学の人間としての自覚を持ち台湾に行くように!
寿恵子は、万太郎にお守りとして「日本植物志図譜」を手渡し、万太郎は台湾へ旅立つのでした。
第23週に続きます。
スポンサーリンク
らんまん第22週のあらすじ解説
万太郎が大学に戻ってきましたね!
古典文学が好きな徳永教授が呼び戻してくれました。
徳永教授の再登場はうれしい限りですが、「標本の整理だけに専念しろ」と言ったり、「万太郎の研究は古い」と言ったり、ちょっと不安要素も匂う展開。
果たして、また大学でのいざこざが待っていたりするのでしょうか?
オーギョーチとは?
さて、らんまん第23週のテーマ、オーギョーチについて予習しておきたいと思います。
オーギョーチとは、台湾で愛される美容デザート愛玉子(オーギョーチ)アイユーゼリーの原料となるもの。アイギョクシとも呼ばれます。
(学名:Ficus pumila var. awkeotsang (Makino) Corner)
出典:wikipedia
クワ科イチジク属のつる性の植物でイチジクの仲間。
台湾にしか自生していない台湾固有の植物で、とても貴重なものです。
台湾の高山の天然林で発見できますが、天然林の伐採により収穫量がだんだんと減少しているとのこと。台湾の高山地域での人工栽培の技術によってオーギョーチは守られているそうですよ。
牧野富太郎氏は、明治29(1896)年、34歳のときに台湾への出張命令が出て、植物採集に出ています。約1か月余りの滞在だったそうですが、万一に備え、銃を所持していたとのこと。
この時代、台湾は日本の領土とされていたんですよね。
きっとこのときに、オーギョーチと出会ったのでしょう。
オーギョーチの学名
台湾では古くからその果実を愛玉子(オーギョーチ)と呼んで、食用にしていました。
この現地名をとって、牧野富太郎氏は学名を「 Ficus awkeotsang Makino 」と名づけます。
その後、英国人植物学者・コーナー(Edred John Henry Corner) によって、日本を含む東アジアに自生するオオイタビ(学名 Ficus pumila L.)の一変種と分類されます。
そのため、『Ficus pumila L. var. awkeotsang (Makino)Corner 』が正式な学名となりました。
オーギョーチのゼリーを作る手順
牧野富太郎博士が命名した「オーギョーチ」から作られるゼリー、気になりますね。
台湾スイーツ・アイユーゼリーの作り方はこちら↓↓
- 乾燥した愛玉子を布袋に入れて水に漬けて揉む。
- 粘り成分(ペクチン)を溶かし出して、しばらく静置する。
- 固まったら、ゼリーの出来上がり。
これをよく冷やして、シロップやレモン汁をかけて食べます。
こちらもCHECK