2023年度前期のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では朝ドラ「らんまん」第7週のあらすじと内容をまとめています。
第7週のテーマは「ボタン」です。
ネタバレを含みますのでご注意ください。
らんまん第7週のネタバレとあらすじ
らんまん第6週では、上京した万太郎たちが描かれましたね。万太郎たちは十徳長屋に落ち着けることになり、そこで、以前一目惚れをした寿恵子にも再会します。
第7週のネタバレポイント
らんまん第7週のネタバレポイントはこちら↓↓
- 万太郎が植物学教室へ
- 寿恵子の好きな花
それでは、詳しくみていきましょう。
白梅堂
寿恵子は、菓子屋「白梅堂」の娘。
母・まつが営み、菓子職人・阿部文太が作っています。
まつは、元柳橋の人気芸者で、彦根藩の武士に見初められ、寿恵子を産みました。
しかし、寿恵子の父親が早くに亡くなってしまい、本妻からの手切れ金で「白梅堂」を開いたのです。
ある日、まつの妹であり、新橋の料亭「巳佐登」の女将・えみが訪ねてきて、寿恵子に外国人をもてなす「鹿鳴館」で働くことを勧めます。
まつは、寿恵子に自分と同じ失敗をしてほしくないために反対しますが、寿恵子は「鹿鳴館」に興味を持ち始めました。
植物学教室
さて、十徳長屋での生活が落ち着いてきた万次郎は、植物研究室の野田に書いてもらった紹介状を持って、東京大学植物学教室の田邊彰久を訪ねます。
万太郎は、自分が作成した「土佐植物目録」などを取り出し、植物学への意気込みを語ります。
助教授の徳永政市や講師の大窪昭三郎らは、万太郎を相手にしませんでした。
しかし教授の田邊は万太郎の研究に興味を示し、研究室への出入りを許可するのです。
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牡丹
次の日、白梅堂に立ち寄り、手土産を買った万太郎は、つい寿恵子に好きな植物を聞きます。
寿恵子は、読んでいた本に登場した「牡丹」が好きだと答えます。
その後、大学に着いた万太郎は、二年生の標本づくりを手伝います。
藤丸と波多野は、万太郎の手際のよさと知識に驚きました。
さらに、教授室に置いてある牡丹に気が付いた万太郎は、許可を得て牡丹を実験室に運び、牡丹の植物画を描き始めます。
その描写のすばらしさに皆が驚いたのでした。
たまたま廊下を通りかかった田邊も、万太郎の植物画を見て驚きます。
実は、田邊は、アメリカ留学前にジョン万次郎に英語を教わったことがあり、万太郎も土佐で出会ったことを伝えます。
「君と私は、つながるべくしてつながったのかもしれない」
その日の帰り道、白梅堂に立ち寄り、寿恵子に牡丹の絵を渡します。
寿恵子は、その美しさに感動し、万太郎を笑顔で見送ったのでした。
第8週に続きます。
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らんまん第7週のあらすじ考察
らんまん第6週では、万太郎が身を寄せる長屋に住む人々が紹介されましたが、今回の第7週では、万太郎が出入りすることになる、東京大学植物学教室の面々が登場しますね。
万太郎の人生を大きく変えることになる、大学の田邊 彰久教授。
小学校も出ていない万太郎の才を東京で一番最初に見抜いた人物といえるでしょうか?
田邊 彰久教授のモデルは、東大初代教授の矢田部良吉さんだと思われます。
官費留学生としてアメリカのコーネル大学で学んだ矢田部良吉さん。東大教授、東京博物館館長などを務めた人物です。
主人公モデルの牧野富太郎を大学に受け入れたものの、のちに確執が生じることになります。
らんまんではどのように描かれるのか、楽しみですね。
そして、第7週から、浜辺美波さん演じる寿恵子もレギュラー出演となりそうです。
寿恵子が好きだといったのは牡丹。
ボタン科ボタン属の落葉小低木。
まるで寿恵子そのもののような艶やかな花ですね。
花言葉は、「王者の風格」「富貴」「恥じらい」。
花言葉「王者の風格」「富貴」の由来は、原産国の中国で最も格式高い花とされていること、
また、「恥じらい」については、花の中央を隠すような花の形からという説があります。
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