2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第104話(第21週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第21週のテーマは「ノジギク」です。
らんまん第104話のあらすじとネタバレ
みえの料亭で働くことになった寿恵子。
料亭には、土佐出身の大財閥・岩崎弥太郎の弟である弥之助を始め、政治家や陸軍、政府高官などの大物が数多く訪れました。
寿恵子はその座敷に出ると、初めての世界に驚きながらも必死に働きます。
寿恵子の八犬伝
槙野家では、寿恵子が働きに出ている間、夜は万太郎が子供たちを寝かしつけていました。
あるとき、万太郎は、寿恵子の八犬伝がないことに気づきます。
子供たちから聞いて、八犬伝までも質屋に入れてしまったことを知った万太郎は、改めて槙野家の経済事情を把握するのでした。
岩崎弥之助の提案
そんな中、みえの料亭では、岩崎弥之助がお気に入りの芸者「菊千代」にちなんで、皆で菊を持ち寄り、競い合う催しをしようと言い出します。
一等になれば、弥之助がその菊を買い上げ、菊を収集している大隈重信に進呈すると。
そして、この企画には誰でも参加できるというのです。
寿恵子は帰宅し、万太郎にみえの料亭で働くようになったことを話しました。
次の日から、昼間はりんに子供たちをみてもらうことに。
そして寿恵子は万太郎に、今度の植物採集の際に、菊を採ってきてほしいと頼むのです。
第105話に続く。
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らんまん第104話のあらすじ解説と感想
らんまん第104話では、103話に引き続き岩崎弥之助が登場しましたね。
岩崎弥之助は、三菱財閥を作った岩崎弥太郎の実弟。三菱の2代目を担った人物でもあります。
らんまんでも、実名での登場です。
さて、菊の品評会を企画した岩崎弥之助氏。
大隈重信に進呈するためとのことですが、この大政治家・大隈重信氏は、実は大変な園芸愛好家という一面も持ち合わせていました。
「花を愛する人に悪人はいない」
「俺は芸者遊びをする代わりに花を愛するのだ」
という、言葉も残しているほど。
晩年には、キク園芸にも力を入れていたそうで、700~800種ものキクを 栽培するばかりか、交配して新品種の作出を楽しんでいたといいます。
花どきの秋は大隈邸で観菊会を開き、多くの来訪者で賑わったそうです。
そんなエピソードをもとに作られているかどうかはわかりませんが、さて、万太郎が採集した菊はどんな評価を受けるのでしょうか…?
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