2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第14話(第3週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第3週のテーマは「ジョウロウホトトギス」です。
らんまん第14話のネタバレとあらすじ
上京の表向きの目的は、博覧会への出席でしたが、万太郎の旅の真の目的は、博物館を訪れること。
子どもの頃から憧れていた植物学者の野田基善と里中芳生に会うことでした。
そして、万太郎はついに博物館を訪れます。
植物分類学
研究室に足を踏み入れると、人々は忙しそうに標本づくりをしています。
万太郎は目の前にある標本を手に取り、心をときめかせます。
標本や顕微鏡を使って、万太郎に様々なことを教えてくれた人物がいました。
「日本の植物にはまだ学名がつけられていないものや発見されていないものがたくさんある」ことを教えてもらった万太郎。
そこで、
- 植物を見つける
- 識別し、分類する
- 新種なら名前を付ける
という植物分類学という学問が、自分のやりたかったことだとわかり、感激しました。
また、そのことを教えてくれているその人物こそが、憧れの植物学者、野田基善ということを知り、胸を熱くします。
万太郎は、自分が描いた博物図の模写を見せ、
「ずっと先生にお会いしとうて」
と伝えると、野田も目頭を熱くして感激。
「こんなにうれしいことはない」
と抱き合うふたりでした。
このあと、万太郎が会いたがっていた植物学者・里中芳生も外出先から帰ってきて、万太郎は異国の植物・サボテンも目にします。
「植物を通したら、わしも異国とつながっちゅう。」
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竹雄の心配
憧れの植物学者との面会を終え、感動に浸る万太郎。
そんな万太郎に竹雄は不安を覚えていました。
「若、いかんですき、こんなのは遊びです。草のことは遊びです」
植物のことで頭をいっぱいにする万太郎の心が峰屋から離れるのではないかと、竹雄は心配していたのでした。
「言うてください!酒造り以外は遊びじゃと!」
「言えるわけなかろうが!」
ふたりのまなざしがぶつかり、先を行ってしまう竹雄でした。
第15話に続く。
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らんまん第14話の感想
らんまん第14話では、万太郎が子どもの頃から憧れていた植物学者・野田基善と里中芳生との対面が描かれました。
演じたのは田辺誠一さんといとうせいこうさん。
お二人とも、変わりものの学者という風情が漂っていて、ぴったりの配役と感じた方も多いのではないでしょうか?
万太郎は、ここで新しいもの、標本や顕微鏡、そして植物分類学という学問があるということを知り、目を輝かせます。
そして野田先生も、自分の初仕事を認め、土佐から東京まではるばる会いに来てくれた青年に感動していました。
そんなやりとりを窓の外から見て心配していた竹雄の気持ちもひしひしと伝わり、なんだか最後はせつなかった。
竹雄も、万太郎の心がどこに向かっているのか、わかっているはずですが、綾やタキから任せられた責任というものもありますし、
そのはざまで揺れる心苦しい気持ちが伝わってきましたね。
最後は口論になってしまった万太郎と竹雄ですが、明日は仲直りしてくれるといいですね。
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