2023年4月から放送開始のNHK朝の連続テレビ小説「らんまん」。
この記事では、「らんまん」第54話(第11週)のネタバレとあらすじ、感想をまとめています。
第11週のテーマは「ユウガオ」です。
らんまん第54話のあらすじとネタバレ
大畑印刷所では、万太郎が石板に図を描くという緊張状態が続いていました。
大畑はじめ印刷所の工員たちやイチ、佳代も見守ります。
一方、長屋では研究室の学生らが先輩後輩関係なく集い、最後の確認作業をしていました。
印刷所では、万太郎の印刷がうまくいき、作業が続きます。
万太郎が描いた図版を印刷し、乾かす。
印刷所の工員みなが連携プレーで作業しました。
植物学雑誌の完成
植物学雑誌の完成を待つ間、大学の研究室の庭ではすいか割りがにぎやかに行われていました。
すいかを割って、万太郎を迎える準備です。
そんな様子を徳永が廊下から見守り、そこからユウガオが咲いているのを見つけて微笑みます。
田邊は教授室の窓を閉め、用事のため帰ろうとしました。
そのとき、万太郎がついに植物学雑誌を完成させ、田邊教授のもとに持ってきます。
風呂敷包みを開くと、日本植物学雑誌の綺麗な表紙が現れ、そこにいた一同から声があがりました。
そして、その出来栄えを画工の野宮も称賛します。
「これは、植物学者の絵です。」
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田邊教授の評価
田邊教授は黙ってページをめくり、そして口を開きます。
「なかなかいい雑誌じゃないか」
田邊教授はロシア行きの荷物にこの雑誌も加えることを指示し、自分が許可したおかげで見事に完成したとご満悦です。
そんな田邊教授を徳永は冷ややかな目で見ていたのでした。
一世一代の願い
その晩、雑誌の完成を祝うために、万太郎と竹雄は牛鍋屋を貸し切りにして、大学の学生たちと大畑印刷所の面々を招待します。
にぎやかな宴会の中で、ひとりひとりに挨拶をして回る万太郎。
いつもとは違う蝶ネクタイを締めた正装姿に、大畑の娘・佳代も驚いていました。
宴会を終え、みんなが帰った後、万太郎は大畑とイチに残ってもらい、話を切り出します。
「お頼みしたい儀がございます!牧野万太郎、一世一代の急を要する願いにございます!」
なんと万太郎は、大畑夫妻に寿恵子との縁談をまとめて欲しいと頼み込んだのでした。
仏滅
「えらいこっちゃ!」と慌てて自宅に戻り、紋付袴の準備をする大畑とイチ。
万太郎を気に入っていた娘の佳代は「万ちゃん、婿にとってもいいから」などと、トンチンカンなことを言う始末です。
イチが制し、万太郎の相手は白梅堂の寿恵子だと教えます。
さっそく明日にでも白梅堂を訪れようという大畑ですが、佳代がふと気づき言いました。
「明日、仏滅だけど…。」
第55話に続く。
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らんまん第54話の感想
ついに、万太郎の雑誌が完成しましたね。
最初は孤独で落ち込んでいた万太郎が、しまいには大学の学生みんなを仲間にしてしまうという、本当に魅力的な方だったのでしょうね。
牧野富太郎さんの笑顔を思い出せばなんとなく想像できます。
キラキラ輝いている人には、やはりそんな風になりたい、助けてあげたい、力になりたいと思ってしまうものかもしれません。
さて、今度は田邊教授に違和感を感じ始めた大学の研究所の人々。
万太郎と田邊教授の関係にも目が離せませんね。
そして、雑誌が完成した今、万太郎は植物学者として、寿恵子に会いに行けますね。
明日、大畑は白梅堂に向かうのでしょうか?
明日の放送も楽しみですね!
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